サメのウロコ
この時期、深場から浅場へ移動してくるエイのようなサメがいます。
英名:ジャパニーズ エンジェル シャークという日本近海に生息するカスザメで体は扁平で身を隠すのに適しています。
このサメ、本来は夜行性なので日中は砂の中に自ら体を振るわせ潜り込み、目だけ出して大人しくしています。
ときには写真のように泳いでいることもありますが基本的にはじ〜っとしてます。
主に魚類や甲殻類を捕食する肉食魚類で海底の砂と同化し餌となる生物が近づくのを気長に待ち射程距離内に進入してきたところをガブッといきます!!
肉食のサメと聞くと怖いイメージをお持ちの方もいらっしゃると思いますが、基本的には自己防衛的本能による攻撃以外、人を襲うことはないと言われています。
そのなかでも特にカスザメは大人しく間近で見ることもでき、ウロコが突起しザラザラとしたサメ肌も確認できるくらいです。ちなみにサメのウロコは楯鱗(じゅんりん)といいサメの歯と同じものでできているみたいです。
そんなサメ肌に目をつけたのがミズノ株式会社で、泳ぐときに発生する水流の乱れをできるだけ軽減し、水の抵抗を減らして効率良く泳ぐのに適しているということから「サメ肌水着」が開発されました〜〜〜!!
そんなことを思いながらガイドさんと一緒に砂地を冒険してみて下さい〜!!
※あくまでも野生生物です。ガイドさんの指示に従い十分注意してご覧下さい!!
本気出すとヤバイです!!!!
上田 直史
1981年12月20日生まれ
福岡県田川市出身
ガイド会所属
海から程遠い福岡の盆地で生まれ海への憧れが強く学生時代に日本海でライセンスを取得。
その後和歌山へ移り串本の海に魅せられ住民票を移してしまった窒素吸収男児。
和歌山・串本
南紀シーマンズクラブ
〒649-3503
和歌山県東牟婁郡串本町串本630
TEL:0735-62-1258
FAX:0735-62-6256
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