癒しの水面
5月、パラオはGWさえ終わってしまえば静かな季節となる。ポイントも空いていて、ブルーコーナーなんか僕らだけなんてことも珍しくない。冬のピークとは比べ物にならないほど快適。そして海は乾期のラストスパートって感じにコンディションはGOODとなる。
パラオの各ショップがカヤンゲルなどへロングトリップをするのもこの時期ということからも、その加減が分かろうというものだ。
そんな5月のある日、水底からふと見上げると、水面がさざなみ一つ無いまっ平らになっていた。空や雲まで見えて、まるでここが水中ではないような錯覚すらするほど。ぼーっと水面を眺めていると、なんだか日常の面倒くさいことがどうでも良くなってくる。こんな日は本当にダイバーでよかったなぁと感じるのである。まさに癒しの水面だ。
秋野 大
1970年10月22日生まれ
伊豆大島出身
ガイド会所属
パラオ在住25年。パラオ現役ガイドで最古参。「データ」が大好物で、なんでもかんでもすぐに分析したがる「分析フェチ」。
だいたいの魚は好きなのだが、やっぱりブダイのことだけは苦手。とりわけ3cm以下の魚には激しい興奮を示し、外洋一発系の魚に果てしないロマンを感じるらしい。
洋酒より焼酎。肉より魚。果物と酸っぱいものは見て見ぬふりをする。最近甘党。人生ビール党。
ミクロネシア・パラオ
DayDream PALAU
P.O.Box 10046 Koror Palau 96940
Tel:680-488-3551
Fax:680-488-2199
バックナンバー
- 2023.5:GW
- 2023.4:WRECKの面白さ
- 2023.2:ツノダシの舞
- 2023.1:ナイトのライトをワイドでショット
- 2022.12:年の瀬の反省
- 2022.7:ラニーニャ現象とパラオの夏
- 2022.6:カンムリブダイは今年がいいみたい
- 2022.5:今年もイレズミフエダイの季節がやってきました
- 2022.3:パラオのマンタならジャーマンチャネル
- 2022.2:天然の水族館大水槽
- 2022.1:神様の指の跡
- 2021.12:シーズン到来
- 2021.10:グルクンカーテン
- 2021.9:マリンレイクのイソバナ
- 2021.8:人恋しい
- 2021.7:光り輝くということ
- 2021.6:遊び心
- 2021.5:普通がいいよね
- 2021.4:再始動
- 2021.1:太陽に向かって
- 2020.12:人が来ない事での変化
- 2020.11:光明
- 2020.10:高い水温
- 2020.9:激動の陸上、変わらぬ水中
ガイドのつぶやき
- 三浦半島・葉山から
- 真鶴半島・湯河原から
- 伊豆半島・伊東から
- 伊豆半島・川奈から
- 伊豆半島・伊豆海洋公園から
- 伊豆半島・大瀬崎から
- 伊豆半島・平沢/静浦から
- 伊豆諸島・八丈島から
- 静岡・三保から
- 紀伊半島・尾鷲から
- 和歌山・串本/古座から
- 高知・沖の島から
- 鹿児島・屋久島から
- 沖縄・本島から
- 沖縄・久米島から
- 沖縄・西表島から