ハワイでGF3

1月末から7泊9日でハワイに行ってきました。私にとっては2度目のハワイ。初めて行ったのは12年ほど前、インストラクターの資格を取りに行った時のこと、ほとんど観光する暇がありませんでした。今回のハワイは家族旅行。よってダイビングはなし、全部観光です。

たまたまハワイへ出かける直前に、そろそろレグルスでもミラーレスを買ってみるか？という話になっていました。親方は本来新し物好き。ミラーレスが登場してすぐにほしがっていたのですが、私の方が、石橋を叩いて叩き割って渡れなくなる性分なので、ずいぶんと長い間様子を眺めてしまっていたのです。そんな私も、最近はゲストの中にミラーレス一眼を持参して来る方が現れ始めたし、カメラもハウジングも値段が落ち着いてきたし、買ってしまってから「失敗したな〜」と後悔せずにすみそうな気がしてきました。どうせ買うんだったら、ハワイへ持っていきたい！と、慌てて購入。出発の前日に届くというギリギリぶりでした。

そんなこったで、今月は取り説も読まずにパナソニック GF3を使ってみた感想です。ものすごく、身勝手な感想ですので、あしからず。

まず、GF3に限ったことではないのですが、本体の液晶画面がタッチパネルになってるのって、どーなんでしょうか？　ある程度の大きさのあるカメラなら良いのですが、GF3のようなコンデジサイズだと、カメラを持った時に、どうしても親指が液晶画面に触れてしまいます。私みたいに、手のサイズがそれほどでもない人間でさえそうなんですから、男性の手だと液晶画面の真ん中あたりにまで親指が届いてしまいそうです。

初期設定のまま、ばしばしプログラムオートで撮っていたはずの私。知らないうちにタッチパネルで撮影モードだのホワイトバランスだのが変わってしまって、どんどん変な写真を量産。途中で気づき、タッチパネル機能を解除するために慌ててメニューの中を探し回る羽目になりました。

新しい機能についていけないオバサンを悩ませた点が、もう1つ。撮影モードが多いこと。フィルム一眼レフ時代から撮影モードにはマニュアル、シャッタースピード優先、絞り優先の3つがあり、デジタルになってからはプログラムオートというのが加わりましたが、GF3にはさらに、インテリジェントオート、インテリジェントオートプラス、というのが加わるのです。

このオート3種類の違いが、イマイチよくわからにゃい…。一体、自分はどのオートを使えば良いのか？　取り説を読んでも、ビシッと理解できないまま終わってしまいました。ただ使ってみているうちに、どうもインテリジェントオートやインテリジェントオートプラスで撮ろうとすると、カメラがピントを合わせる位置を自動で判断してしまうらしい…ので、使うのをやめてしまいました。

文句ばかり垂れてしまいましたが、どちらも水中撮影時には関係ありません。ハウジングに入れてしまえば間違ってタッチパネルを操作してしまうことはないし、水中ではプログラムオートは使いませんし。

それにしてもハワイはずるいです。

だって、別にGF3じゃなくたって、誰がどんなカメラでどっちにカメラを向けたって、なんだか絵葉書みたいな写真が撮れちゃうんです。

今回買ったレンズは14‐44mmの標準電動ズーム。とっても便利です。ワイキキ周辺を手当たり次第、ぱちぱち撮って遊んでいました。巨大な木々の間に土産物屋が軒を連ねるマーケットプレイス。木漏れ日と屋台の照明が良い感じ。

こちらはダイアモンドヘッドの展望台からの風景。とてつもなく広大なので、あー、もっと広角のレンズがあったらなーと思います。

1時間ほどのハイキングですが、本格的な一眼レフを持って登るのはちょっと辛い。かと言ってコンデジだとレンズの交換ができない。旅行にはミラーレスは最適よね…早速交換レンズがほしくなってしまったのでした。

そして、ハワイ島へ渡って参加したホエール・ウォッチングツアー。

今度は、望遠レンズがあったらなーと思いました。

現在使用中のEos Kiss用なら広角レンズも望遠レンズも持っているのですが、家族旅行で重たいカメラに加えレンズを3本も持ち歩く気になれません。でも、ミラーレスだったら、本体もレンズも小さいし軽いから、ありかなあ。

物欲との戦いに突入しちゃいましたよ、どうしましょ！？

水谷知世

昭和40年代生まれ
兵庫県出身

一見、負けず嫌いで男勝りというイメージだが、実は繊細な女性らしい一面を持つ、頭の回転はレグルス一番！！の頼もしい存在である。（レグルス親方・談）

伊豆諸島・八丈島
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