ゆうすけと仲間達の輪「The Buddies」The Diving Junky Magazine

大人の疑問

昨年末に会社をかわって印刷関係の仕事に復帰したJUN-Pも、最近やっと新しい環境に少ーし慣れたかな?という感じで、昼休みにネットを見る余裕も出来てきたりしている。

社員の皆さんもきっとそれぞれ興味のあるページを見ているのだろう。周りと馴染む為には彼らの趣味を知ることも必要かと、少々失礼かもしれないが、後ろを通りがかりにPCの画面を(あくまでも参考程度に)チラ見してみたりなんかしてみたりするのだが、いかんせんJUN-Pは視力が低下しているのでよく見えない!わざわざメガネをかけて見るものどうかと思うし、何見てはるんすか?と聞く程には親しんではいないので、彼らの生態については未だ不明のままだ。

しかし、JUN-Pの生態については、もしかしたら変な噂が発生しているかもしれない。

というのも、JUN-Pが最近夢中になって見ているのは“サナギ”のページなのだから。。「なんで?」って聞かれても「気になるから」としか答えようがないのだけれど、その「なんで?」とも未だ聞いてもらえない状況下なので、「あぁ、、趣味なんだな」と断定されているはずである。

きっかけは何だったかすっかり忘れてしまったけど、気付けばどうしてイモムシが蝶になるんだろう?サナギの中で何が起こっているんだろう?と、その事で頭がいっぱいになってしまっていた。こんな症状は子供時代に通過していなくてはいけなかったのかもしれない。

たしかにきっかけはあった。ご多分にもれず弟が子供の頃にカブトの幼虫を飼っていて、日課のようにオガクズの中からカブトの幼虫を掘り返して手の平に乗せ、転がし、愛おしそうに見つめては、又、ていねいに埋め直すという作業をしていたが、パッツンパッツンに太った幼虫の半透明の皮、。オガクズのにおい。JUN-Pはそれ以上踏み込む気にはなれなかったのだ。しかし、弟は根気づよく数年間カブトの飼育に成功し、昆虫博士とまで言われるようになっていた(机の上に伏せてあった箱を開くと小さいカマキリがワサワサ出て来る事件なども起こしつつ。。)。

けれどその弟さえも、もちろんJUN-Pをも更に、イモムシやサナギに対して拒否反応を起こさせる事件が起こったのだ!こうして書くのも恐ろしい、数十年の時を経ても尚、我ら姉弟にとって最大の禁句、ホラー漫画「毒虫小僧」事件!

深く考えると内容を思い出してしまうので、興味のある方はネット検索してみて下さい。

この漫画を読んだ姉弟は、虫に対する拒否反応とともに、しばらく卵焼きが食べられないようにもなってしまったという、ホラーとしては大成功の作品なので。

この「毒虫小僧」事件以後封印されていたJUN-Pのサナギに対する疑問症状が、大人も後半になって発生してきたというわけだ。

前置きが長くなってしまったが、サナギの中味っていったいどうなっているんだろう?。本題はこれにつきる。よくよく考えてみれば、卵然り、種然り、世界は不思議な事だらけなのだけれど、なんで卵で生まれた虫が、又、サナギになって一旦ドロドロにならなきゃいけないんだ?卵に戻るようなもんじゃないのか?溶けた身体に心は宿っているのか?きっと何か理由があるはずだ!と、おもいつつ、昼休みにお弁当を食べながら、イモムシやサナギ、蝶の鱗粉etc.の拡大図ばかりをネットサーフィンしているJUN-Pは、社員の皆さんから完全に変態視されていることだろう。。

いつの日か、誤解がとけん事を祈らん。。

JUN-Pが愛でているのはアゲハの秀麗Only。。

JUN-P
JUN-P(仲 純子)

大阪在住ファンダイバー
職業:コピーライターとか

1994年サイパンでOWのライセンスを取得。

宝物はログブック。頁を開くたび、虹のような光線がでるくらいにキラキラがつまっています。

海に潜って感じたこと、海で出会った人達からもらった想いを、自分のなりの色や言葉で表現して、みんなにも伝えたいなぁ。。。と思っていました。そんな時、友人の紹介で雄輔さんと出会い、豪海倶楽部に参加させていただくことになりました。縁というのは不思議な綾で、ウニャウニャとやっぱりどこかで繋がっているんだなぁ・・って感動しています。どの頁がたった一枚欠けても、今の私じゃないし、まだもっと見えてない糸もあるかもしれない。いままでは、ログブックの中にしまっていたこと・・少しずつだけど、みなさんと共有してゆきたいです。そして新しい頁を、一緒につくってゆけたら嬉しいです。

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