留守番中の祭り
この原稿を書いている、つい先日。親方が豆南諸島の海洋調査とやらに出かけてしまいました。
詳しいことは、よく知りません。いつもボートダイビングの時にお世話になっている船長さんが、何年か前から親方を誘っていたのです。その海洋調査は毎年行われていて、釣りや素潜りなどの方法で調査する人たちが数名乗り込み、ベヨネーズなどの南方へ出かけているのだそうです。そこへ水中写真担当で参加してほしいとのこと。なかなかダイビングができるような場所ではありませんし、行く機会だってそうそうない話しですので、親方は喜んで参加することになりました。いつも乗っている漁船に4日間寝泊りしながらダイビング三昧。タンク十数本と、カメラを数台、私のカメラまで持って出かけてしまいました。
その間、私は一人でレグルスを切り盛り…。ファンダイビングのガイドに、体験ダイビングに、タンクの充填に、昼食の用意、犬の散歩…。一人で気楽にやっていますが、レグルスの店舗は、一人でやっていくには、ちょっと広すぎ。一人で走り回っています。
そして、ちょうどこの期間中に、夜は底土で夏祭り。仕事を早めに切り上げて…といきたいところだったのですが、一人だと、なかなか仕事が終わりません。
すぐ近くでやっているので、犬の散歩の合間に立ち寄ってみたりして。
この夏祭り、月、火、水曜日の3日間開催されました。平日に開催されたのは、このお祭りが観光客のためのものではなく、島民のためのものだからなんだろうなあと思いました。底土海岸の広い駐車場をつぶして会場にしているため、土、日に開催されたら、海水浴客の車を停める場所がなくて大変なことになっていたでしょう。
今年は例年になく立派な舞台が設営され、地元の高校生によるバンド演奏や、八丈島出身のお笑い芸人の出演、カラオケ大会など、3日間盛りだくさんだったようでした。
ちょっとした遊具も設置され、八丈富士をバックに歓声がこだまします。
お祭りと言えば「屋台」が必須ですが、会場が狭いので、すぐ隣の別の駐車場に「屋台村」が設営され、これまた島の子供たちでごった返していました。これを楽しみに帰省してくる人も多いことでしょう。
私もビール片手でたこ焼き屋さんに並び、携帯でパチリ。
明日には、親方が戻ってくる予定です。
携帯もつながらないらしく、連絡が入っていたのは初日だけ。この暑い中、4日間も船上で過ごしていたら、どんなに真っ黒になっていることでしょう??
ちゃんと生きて帰ってきてくれますように。帰ってきたら、忙しいよ〜!!
" 留守番中の祭り " へのコメント
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piyococo: 2012年8月13日 1:19 AM
水谷 知世
昭和40年代生まれ
兵庫県出身
一見、負けず嫌いで男勝りというイメージだが、実は繊細な女性らしい一面を持つ、頭の回転はレグルス一番!!の頼もしい存在である。(レグルス親方・談)
伊豆諸島・八丈島
レグルスダイビング
〒100-1511
東京都八丈町三根1364-1
Tel/Fax:04996-2-3539
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>いつも乗っている漁船に4日間寝泊
ってあの漁船?初めて乗った時にバックロールでエントリーしたいといったら「だめ!頭打つから」と。どうやって睡眠や食事は?謎が一杯!