「海の本」から学んだこと
夏ですね〜!
おかげさまで、この夏も毎日忙しくさせて頂いております。そんなこんなで浮遊ダイブもできないので(泣)浮遊生物は少しお休みします。
ここのところ、この豪海倶楽部の主催者のゆうすけ親分がFBに夢中なのはご存知の通り(笑)
そこで、いろんなご自分の出版物の紹介をされてるんですけど、僕の中で、一番好きな本は「海の本」角川書店です。この一冊で、いろんな海を感じる事ができます。
特に、僕がこの本で感動した写真があります。P50の「流れ」のパートの海藻に隠れて流れをさける魚の写真。
僕の仕事でもある、川奈の海のガイド。ガイドって、もちろん海の案内人でもあり、その海を伝える人でもあると思うんです。伝える手段として、いろんな媒体への文書であったり、写真であったりします。
今居る者をカメラやレンズの性能を活かし、絞ったり、ボカしたりで、いろんなイメージの写真を作り出したりして、興味を引いてもらうのもひとつ。これは少し、カメラとその海に慣れればそんなに難しい事ではないです。
でも、僕が前から表現したかったのは、逆にありのままの海を伝える。
ということ。
例えば、海の流れ。流れている海で、流れをどう表現したら良いのか?ありのままがものすごく難しいです。
簡単に思いつくのは、スローシャッターで、ぶれを出すとかなんですが、それだと、先のカメラの性能頼み。
なんか、文で表現しにくいんですけど、そこにある、流れに必死に耐える魚達の様子をどう表現して、伝えられるのか?
P50にありましたね。これ見た時、度肝を抜かれました。
今月の写真は、川奈の期間限定ボートポイント「赤根」
根の先端下の、干満に起きる、ダウンカレントの様子。これ以上説明すると、文が勝ってしまうので、これまで。
これと言って何が写ってるわけでもないですが、流れてるんです。これがありのままの赤根先端下の様子。もうちょっと、やりようもあるかもしれませんが、、僕なりにはイメージ。
海の本、ありがとう!!
" 「海の本」から学んだこと " へのコメント
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ゆうすけ: 2013年8月1日 7:47 AM
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やぎ: 2013年8月1日 4:30 PM
お中元お待ちしております♫
八木 かつのり
1970年3月生まれ
ガイド会所属
むか〜し昔のことじゃった。岐阜の山奥に一人の若者がおったとさ。小さい頃は山や川で朝から晩まで駆けずりまわりよった。その若者は、都会さあこがれ名古屋へ出稼ぎに行き公務員になったとさ。何不自由なく暮らしていた中、どこで頭を打ったのか?若気の至りというものか?公務員をきっぱり辞めダイビングの世界さ飛び込んじまった。サイパンに渡りMOCダイブセンターヒロの元、丁稚奉公をしたとさ。帰国後、縁あって川奈という海に出会い、腰を据え一生そこで潜り続けるのじゃそうだ。自然と戯れるのがそれはそれは楽しいのだそうじゃ。あ〜めでたしめでたし!
伊豆半島・川奈
Diving Service 川奈日和
〒414-0044
静岡県伊東市川奈673-5
Tel:0557-44-5755
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