光っているのは何だ?
今年も、なかなか梅雨が明けません。毎日毎日、八丈島は雨水に浸かっているようです。
器材や洗濯物にだけでなく、心や身体にもカビが生えてきそうです。
そんな、じとじとじめじめと鬱陶しい時期になると、ロベの森の中で、ぴかぴかとキノコが光り始めます。
カビと仲間のキノコたちは、蒸し暑いサウナのような環境が大好き。だから、八丈島の梅雨も大好き。光るキノコの見頃は、6月から8月いっぱいくらいまでの間。
最近ではテレビや新聞などで紹介され、見にいらっしゃる観光客が増えたため、スプリンクラーを使って常時キノコが見られるように管理しているところもあれば、有料でキノコ観賞ツアーを行っているところもあります。でも、条件さえ整えば、つまり連日雨が降り続いた蒸し暑い夜であれば、自分で探しに行って見つけることもできます。
先日、夜の散歩がてら、ちょっと探してみました。
まだ数は少ないようですが、ヤコウタケが光っていましたよ。
明るいところだと、だたの柄の短いエノキ茸にしか見えません。
光るキノコ、なぜ光るのか?はナゾですが、何が光っているのか?というナゾが、つい先日解明されたそうです。
解明したのは名古屋大学の大学院チーム。何が光っているのかという説明のところはよくわかりませんでしたが、発光物質を特定することによって、他の分野で活用できるかもしれないのだそうです。
光るキノコはヤコウタケだけではありませんが、このニュースで八丈島がさらに脚光を浴びることになるかも知れませんね。
どうしよう、世界中から大勢の人が集まってきたら? 今から英会話勉強しておかなくっちゃ?
水谷 知世
昭和40年代生まれ
兵庫県出身
一見、負けず嫌いで男勝りというイメージだが、実は繊細な女性らしい一面を持つ、頭の回転はレグルス一番!!の頼もしい存在である。(レグルス親方・談)
伊豆諸島・八丈島
レグルスダイビング
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東京都八丈町三根1364-1
Tel/Fax:04996-2-3539
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