バカンスは久米島で
八丈島に来たことのないダイバーに「八丈島って、どんなところなんですか?」と聞かれた時の一般的な答えが「沖縄と伊豆を少しずつ混ぜたような感じです」。
そして潜り終えた時の感想が「ほんとですね、沖縄で見られるサカナもいるし、伊豆で見られるサカナもいました!」。
それを聞いて、間違ってなかったんだな…と思って15年。偉そうなことを言っておきながら、実は私、沖縄で潜ったこと、ほとんど無いのです。
初めて沖縄に行ったのは、まだ経験本数が20本くらいだった頃。友達に誘われてマンタを見に行ったのです。マンタしか覚えていません。
2回目は数年前に行った西表の矢野さんのところ。連日内湾のポイントを攻め続け、見た生き物の中で一番大きかったのはコブシメか?? もちろん、ものすごく楽しかったのですが、それで「沖縄の海、行ったことあるから知ってる〜♪」とは言いにくい。
普段から引き合いに出している以上、一度は大多数のダイバーが思い浮かべる「これぞ沖縄!」を見に行ってみないと。
ってことで、行ってきました。豪海倶楽部でお世話になっているエスティバン。池袋のマリンダイビングフェアーが終わった翌朝の飛行機でひとっ飛び。いいなあ、沖縄。飛行機安いし、物価も安い。同じ離島で、どうしてこうも違うのか。
それはさておき、肝心の海です。
エスティバンでは、ちょうどオーナーの川本さんがお留守でした。ここだけの話ですが、それを知った時には心の中で「ラッキ〜♪」。だって川本さんがいたら緊張しちゃうもん。「15年も八丈島で現地ガイドして、この程度か?」なんて思われたらどうしよう!?とか。
そして行ってみてビックリ。どうしてエスティバンのスタッフはたくさんいるのに、揃いも揃ってイケメン&可愛いのか!? 噂には聞いていたけど、レベルが高すぎるだろ…。いやあ、これだけでも楽しいなあ。
ごめんなさい。全然海の話になってないですね。今度こそ、海。
ちょうど久米島に到着した日も帰る日も一緒の女性の方が、とってもダイビングが上手な方で、しかもご自身は一応カメラは持ってるのにそれほど写真撮影には興味がないとのこと。
「だったらモデルになってくれませんか!?」と、厚かましくお願いして、ちょっとでもチャンスがあれば即パチパチ!
いや〜、おかげで楽しかった〜。いつも宝探しばかりしていたから、こんなアクティブなダイビングするの初めてだ〜。
イソマグロと泳ぐ彼女。
ギンガメを追う彼女。
安全停止中の鯉のぼり。
もちろん、ガイドさんもモデルになって頂きます。
海が良いから、どこにカメラを向けても絵になりますね。モデルさん、どうもありがとうございました。
そう言えば「八丈島の海は沖縄と伊豆を少しずつ混ぜたような感じ」が本当かどうかって話はどうなったんだろう?
その話は、始めると長くなりそうなんで、そのうちブログで紹介しま〜す。
水谷 知世
昭和40年代生まれ
兵庫県出身
一見、負けず嫌いで男勝りというイメージだが、実は繊細な女性らしい一面を持つ、頭の回転はレグルス一番!!の頼もしい存在である。(レグルス親方・談)
伊豆諸島・八丈島
レグルスダイビング
〒100-1511
東京都八丈町三根1364-1
Tel/Fax:04996-2-3539
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