スマホで花火
今年も恒例の花火大会。曜日に関係なく、毎年8月11日です。たいてい平日なので、いかにも島民による島民のためのイベントという感じだったのですが、今年は違いました。
今まで、8月11日は島民や一部の人だけが知っている八丈島の花火大会の日だったのに、今年から「山の日」という国民的祝日になってしまったのです。
花火と山は全然関係ありませんが、ただでさえもお盆。祝日になってしまった以上、例年より大勢の人が島に来て、例年より大勢の人が花火大会に集まっていたように思います。
年によっては、なんだか閑散としていて、このまま消滅しちゃうんじゃないの?と危ぶんでいたのですが、ちょっと盛り返した感じで、ちょっと嬉しい。気のせいか、花火も多め?
毎年花火を撮っていますが、最初はフィルム一眼レフ、そして、デジタル一眼レフ、ミラーレス一眼、コンデジ、そして昨年はタブレット…とくれば、今年はスマホでしょう。どんどん身軽になっています。昔は三脚かついで出かけていたのに。
その前にガラケーでも撮っていましたが、メールに添付する程度なら十分でした。でもネットに上げるにはちょっとね。
一眼の時には、花火が打ちあがる前からシャッタースピードだの絞りだのISO感度だの、どうしよう?そうしよう!と、あれこれ考え、最初の数発は試し打ちぱっかりでしたが、コンデジになってからは花火モードにしたり、HDRモードにしてみれば良いだけ。
さて、スマホはどう撮れば良いんだろう?
私のスマホ、いわゆる格安SIMを入れているASUS(エイスース)なのですが、カメラを立ち上げると普段は「オート」なのですが、設定のメニューボタンを押してみると、ISO感度だの、ホワイトバランスだの、かなりいろいろいじれます。
むむむ、これは意外と大変かも…?と思っていながら、とりあえず花火にスマホを向けると、勝手にローライトモードというのになってくれました。どうやら、暗い場所で撮るためのモードらしいです。
設定をいじっている暇がないので、結局そのローライトモードとやらで撮影。
八丈島の花火大会は、規模も小さいし、打ち上げる数も少ないけど、近くで見られるのが醍醐味です。普段は東海汽船が着岸する桟橋の中ほどから打ちあがっています。
その様子を、私たちは底土海岸や、ロータリーの駐車場から眺めています。
駐車場には屋台が出ているので、打ち上げ前に買っておいたビールやたこ焼きを食べながら、まるで夜のお花見気分。
風向きによっては火の粉が飛んできて怖いくらいなのですが、今年はほぼ無風。雨も降らず、最高のコンディション。
あー、なんで台湾で買った外付けのワイドレンズ、持って行かなかったんだろう。
来年にリベンジかな。って、来年もスマホで撮ってるのかしら。それとも、また新しいおもちゃを手に入れているでしょうか?
1年後のお楽しみです。
水谷 知世
昭和40年代生まれ
兵庫県出身
一見、負けず嫌いで男勝りというイメージだが、実は繊細な女性らしい一面を持つ、頭の回転はレグルス一番!!の頼もしい存在である。(レグルス親方・談)
伊豆諸島・八丈島
レグルスダイビング
〒100-1511
東京都八丈町三根1364-1
Tel/Fax:04996-2-3539
バックナンバー
- 2017.12:島の祭り
- 2017.10:天空の道
- 2017.9:花火の写真
- 2017.8:光るキノコの風景
- 2017.7:水無月のお出かけ
- 2017.6:星空ランキング
- 2017.5:八丈島の夜
- 2017.4:続・いまさらTG-4
- 2017.3:いまさらTG-4
- 2017.2:2度目の写真展
- 2017.1:山男の仕事
- 2016.12:降るのは雨の八丈島
- 2016.11:モノクロ八丈
- 2016.10:ハイビスカス
- 2016.9:スマホで花火
- 2016.8:お願いポケモン
- 2016.7:スマホでワイド
- 2016.6:スマホでマクロ
- 2016.5:夜遊び
- 2016.4:ブダイの旅
- 2016.3:次はベラとブダイ
- 2016.2:いまどきの水族館
- 2016.1:新年は「みんなの写真展」
- 2015.12:八丈富士の山男
ガイドのつぶやき
- 三浦半島・葉山から
- 真鶴半島・湯河原から
- 伊豆半島・伊東から
- 伊豆半島・川奈から
- 伊豆半島・伊豆海洋公園から
- 伊豆半島・大瀬崎から
- 伊豆半島・平沢/静浦から
- 伊豆諸島・八丈島から
- 静岡・三保から
- 紀伊半島・尾鷲から
- 和歌山・串本/古座から
- 高知・沖の島から
- 鹿児島・屋久島から
- 沖縄・本島から
- 沖縄・久米島から
- 沖縄・西表島から