ニジギンポ観察記録
今回の主役はこの子。
なじみの方も多いのではないでしょうか??
本州でも、沖縄の方でも見れるこの魚。久米島だったら港のスロープで観察できます。
って、スロープのお話続きですいません…。
こちらは産みたての卵。キレイな紫色してます。
ただ、僕の認識では、ニジギンポの卵はオレンジ色だった気がするのですが…
雄輔親分の「日本の海水魚」P398の写真でもオレンジ色の卵です。はたしてどういうことでしょう??
この画像は孵化当日の卵です。
手前のキラキラ輝いている卵がこの日の日没後に孵化しました。産んでから孵化するまでには5日から6日ほどかかるようでした。
孵化させている時のお父さんギンポは大忙しで、大きく身を乗り出して、いろんなひれを使いながら、子供たちの孵化を促していました。
とりあえずシャッターを押しまくり、何とか撮れた証拠写真。笑
孵化直後の子が2匹、写ってるのが見えますか??
日没後に一斉に孵化が始まってから、およそ30分ほどで終了しました。
そして、その翌々日には、こんな出会いが。
スペースが空いたら、すぐ次を産む。
そんな感じで、発見から一か月以上たった今でもまだ卵を育み続けています。
ずっと通ってたらこんな出会いも…。
一体どういうことでしょう?? 笑
一人で色々妄想しながら、この出会いを楽しんでいました。
と、こんな感じで半月ほど観察をしてました。
何とかお客様をご案内できないでしょうか…??
タイミングさえ合えば、ご案内可能です!
リクエストお待ちしてまーす!!!
吉田 健太朗
(よしだ・けんたろう)
1990年7月9日生まれ
三重県の漁師町出身
祖父も父も漁師、というか周りの大人のほとんどが漁師。幼少の頃より海のある生活が当たり前だった。
いつからダイビングに興味があったのか定かではないが、高校生の頃、進路相談の際に「どこの大学に行きたいんや?」と聞かれ、「ダイビングをしやすそうな所」と答える。
そんな理由から、静岡の大学に進学し、ダイビング部に入部する。そこからの学生生活は、潜る事だけを考え、アルバイトとダイビング漬けの毎日を送る。
そんな中で、20歳の夏に初めて久米島を訪れ、“ESTIVANT”に強く惹かれ、その時に就職することを決意する。
海を通し、数多くの素晴らしい出会いと刺激のあるこの環境の中で、真剣に海と向き合い、ただがむしゃらに突っ走っていこうと思います!!
沖縄・久米島
DIVE ESTIVANT
〒901-3108
沖縄県島尻郡久米島町比嘉160-69
Tel:098-985-7150
Fax:098-985-7151
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