花吹雪
6月の羽田‐八丈便は欠航率が高い。
今や八丈島通ではなくとも知っている人が増えました。
いざとなれば船に切り替える。
そんな風に、臨機応変に行動できる方、あるいは強烈なお天気運を持っている方。6月はスペシャルな人たちだけが、八丈島を楽しむことができるのです。
本来なら6月はダイバーにとっては良いシーズンです。
特に前半はナズマド率が高い上、5月から始まるユウゼン玉やアオリイカの産卵が見られ、次々とお目見えする季節限定の幼魚たちが海の中はもう夏なんだと教えてくれます。
現に、今も黒潮が八丈島を貫通し、水温は24℃。透明度はいつだって30m以上、土砂降りの日だって変わりません。
6月後半に入ると雨は激しさを増し、ナズマド率は少し下がりますが、ボートダイビングが楽しめる時期に入ります。外は土砂降りでも、海の中はキンギョハナダイが乱舞する花吹雪。
沖へ出るほど、その数は増していきます。
一緒に潜っているガイドやダイバーの姿が見えなくなるほど。
じとじとした陸上で過ごすよりも、海に潜った方が快適です。
今日も大雨。
やろうと思っていた、窓ふきや洗車は諦めて、ワイドレンズを持ってナズマドに行ってきまーす。
水谷 知世
昭和40年代生まれ
兵庫県出身
一見、負けず嫌いで男勝りというイメージだが、実は繊細な女性らしい一面を持つ、頭の回転はレグルス一番!!の頼もしい存在である。(レグルス親方・談)
伊豆諸島・八丈島
レグルスダイビング
〒100-1511
東京都八丈町三根1364-1
Tel/Fax:04996-2-3539
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