経験と勘
明けましておめでとうございます。本年もよろしくお願いいたします。
今年は、5月1日のゴールデンウィーク真っ只中に平成から新しい年号に変わります。
そのおかげで今回のゴールデンウィークは10連休になるみたい。どうなっちゃうんだろこの連休。たくさんのダイバーが八丈島にやって来るとよいですね。
写真はフィコカリス・シムランスという体長1cmに満たない小さなエビの仲間です。
見ての通り毛むくじゃらの姿で、しかもいる場所が同じような藻類の中にいるもんですから、見つけるのは至難の業となります。
それでも若い時は、どんなに小さくてもどんなに擬態していても難なく探せる目を持っていましたが、この年になると老眼が進み年々見つけることができなくなっています。
でもそれを補うのが経験と勘かな。
今年もその経験と勘を研ぎ澄ましてガイドに精進いたしますので宜しくお願いします。
加藤 昌一
横浜出身、獅子座
昭和30年代生まれ、気分は昭和50年代
1992年にレグルスダイビングを設立する。フィッシュウオッチングの草分け的存在。
飽くことなく潜り続け、水中生物は分け隔てなく撮り集めているため、膨大なフォト・ストックを有する。
ガイド業も第一線で活躍しているが、写真家としても注目され、「エビ・カニガイドブック」「ウミウシ 生きている海の妖精」「スズメダイ」「海水魚」を出版する他、さまざまな水中写真を図鑑や雑誌に多数提供している。
水中生物だけではなく、陸の生き物も大好き。特に爬虫類が大好き。
伊豆諸島・八丈島
レグルスダイビング
〒100-1511
東京都八丈町三根1364-1
Tel/Fax:04996-2-3539
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- 2020.12:ガイドの楽しみ
- 2020.11:生態写真に点数を付けたら、負けてしまったという件
- 2020.10:常時携帯
- 2020.9:告白
- 2020.8:圧を感じたい時もある
- 2020.7:拍子抜け
- 2020.6:対象物と寄り
- 2020.5:しばらく振りのお魚さん
- 2020.4:ウミウシは続くよ、どこまでも
- 2020.3:先が見えたら・・・
- 2020.2:メガネと透明度
- 2020.1:改訂版のウラ話
- 2019.12:訂正のタイミングと一発勝負
- 2019.11:人間も騙される凄い奴
- 2019.10:「旬を逃す」 それステータス
- 2019.9:体験ダイビング中の楽しみ
- 2019.8:訂正
- 2019.7:羊
- 2019.6:毎日少しずつ
- 2019.5:ローガンズとウミコチョウ
- 2019.4:60マクロレンズと105マクロレンズ
- 2019.3:オヤジ撮り
- 2019.2:被写界深度との闘い
- 2019.1:経験と勘
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