カエルの歌が聞こえてくるよ♪
尾鷲から伊藤が東紀州の旬の情報をお届け致します!
この春から、うさぎ組になった二才の息子、お風呂に入ると、カエルの歌を繰り返し歌ってくれます。
今どきの曲ではパプリカもお気に入りのようで、4歳の姉とダンスしながら披露してくれて、可愛くて仕方ないです。
水中生物の成長以上に、子育ては毎日が驚きの連続です。
そして、尾鷲湾に注ぎ込む銚子川で、自然界のパワフルさを感じさせる驚きの光景を目の当たりにしました。まずは、この写真をご覧下さい。
真っ黒にゴロタ石を埋め尽くす物体、ナガレヒキガエルのオタマジャクシです。
流れの早い渓流で、特徴である吸盤状の口で岩に吸い付いています。
続いて滝壺に集まるオタマたち、流れの緩やかな場所で過ごせば良いのに、あえて激流に向かっていく謎の行動は、本能という性なのか。
ちなみに、先月号でもご紹介しましたが、この子が準絶滅危惧種のナガレヒキガエルです。渓流沿いの森で暮らします。
そして、海でもカエルの子供たちが元気に賑わせてくれています。クマドリ、イロ、オオモンの幼魚たちです。
この1年間はカエルアンコウが超不作だったので、やっと現れてホッとしています。
そして、3月に現れたフィコカリスシムランス、抱卵中で水深8mの定位置から動かず、ダイバー慣れして、撮影し易くなっていますよ。
次に超大物も出ました。体長が2m以上あるミナミハンドウイルカです。
実は1年前から尾鷲湾に住み着き、作業ダイバーたちには知られていたのですが、最近はダイバーに近寄ってくるようになりました。
地元、三重大学の鯨類研究者によると、御蔵島から来遊してきた個体らしく、この子のような個体は、全国各地で確認されているようです。
最後にもう散ってしまいましたが、美しいソメイヨシノと銚子川を半水面で撮ってみました。
今年は冷え込んで4月中旬まで楽しませてくれました。
GWは意外と空いています、ぜひ、ネタいっぱいの尾鷲に遊びにお越し下さいませ!!
伊藤 英昭
(いとう・ひであき)
1969年12月24日生まれ
三重県尾鷲市出身
ガイド会所属
某俳優と同じ名前なので、ふざけてるのかと思われることがあるようですが、本名です。
休日は波乗り、サイクリングに出かけ、最近はカメラ片手に自然のバイブレーションを追い求めている。
趣味は文科系で、ビンテージラジカセ収集、アナログレコード鑑賞。
紀伊半島・尾鷲
TRUE COLOR
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