毎日少しずつ
毎日少しずつ
それがなかなかできねんだなあ
相田みつをの詩である。まさに私、今この状況。
ウミウシの改訂版の出版が決まり、来年の初夏頃を目指し、座間味の小野にぃにぃと共著で作っている。
種数は1,200種を超え、にぃにぃは解説文担当で私はイラストを担当。
イラストは今あるウミウシのイラストを使えば、800種くらいで済むかなぁ~と思っていたんだけど、以前描いたイラストが気に入らない。どうしても書き直したい。
多少使えるイラストはあるものの、結局1,200種類を超えるイラストを描くわけです。
締め切りまで約1年。365日なので1日最低でも3種類のイラストを描いていかなければならない。とりあえず、この目標は今のところ達成できているけど、トップシーズンに入ったらどうなっちゃうんだろう。
「毎日少しずつ それがなかなかできねんだなあ」
この詩を覆すことができるのだろうか。乞うご期待ってとこですね。
写真はそんなウミウシの話とは全く関係ないお魚です。
ウミウシばかり撮っていると、動くものが撮れなくなってしまうのではと心配になり、ちょっと底まで行ってフチドリハナダイを撮ってきました。
よしよし、まだ動くものでも撮れるぞっと。
加藤 昌一
横浜出身、獅子座
昭和30年代生まれ、気分は昭和50年代
1992年にレグルスダイビングを設立する。フィッシュウオッチングの草分け的存在。
飽くことなく潜り続け、水中生物は分け隔てなく撮り集めているため、膨大なフォト・ストックを有する。
ガイド業も第一線で活躍しているが、写真家としても注目され、「エビ・カニガイドブック」「ウミウシ 生きている海の妖精」「スズメダイ」「海水魚」を出版する他、さまざまな水中写真を図鑑や雑誌に多数提供している。
水中生物だけではなく、陸の生き物も大好き。特に爬虫類が大好き。
伊豆諸島・八丈島
レグルスダイビング
〒100-1511
東京都八丈町三根1364-1
Tel/Fax:04996-2-3539
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- 2020.11:生態写真に点数を付けたら、負けてしまったという件
- 2020.10:常時携帯
- 2020.9:告白
- 2020.8:圧を感じたい時もある
- 2020.7:拍子抜け
- 2020.6:対象物と寄り
- 2020.5:しばらく振りのお魚さん
- 2020.4:ウミウシは続くよ、どこまでも
- 2020.3:先が見えたら・・・
- 2020.2:メガネと透明度
- 2020.1:改訂版のウラ話
- 2019.12:訂正のタイミングと一発勝負
- 2019.11:人間も騙される凄い奴
- 2019.10:「旬を逃す」 それステータス
- 2019.9:体験ダイビング中の楽しみ
- 2019.8:訂正
- 2019.7:羊
- 2019.6:毎日少しずつ
- 2019.5:ローガンズとウミコチョウ
- 2019.4:60マクロレンズと105マクロレンズ
- 2019.3:オヤジ撮り
- 2019.2:被写界深度との闘い
- 2019.1:経験と勘
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