ウミヒルモの花が満開です♪
尾鷲から伊藤が東紀州の旬の情報をお届け致します!
今回も育児ネタからお付き合いください。
つい先日、4才になる長女が庭先でダンゴムシを見つけて、家の中に連れて行こうとしたので、
自分:「マイ、かわいそうだから、お母さんの所へ帰してあげな。」
と適当に言ったら、
長女:「お父さん、違うよ、このダンゴムシはお母さんやで。」
自分:「えっ? なんで分かるの?」
長女:「女の子は背中が光ってて、男の子は背中が黒いんやで。子供は色が白い。」
自分:「本当に?初めて聞いたわ。なんで、そんな事を知ってるの?」
長女:「保育園の絵本に書いてあったよ。」
ほんまかいなと思って、ネットで調べてみたら、子供のいうとおりでした。
ネイチャーガイドとして、恥ずかしく思うと同時に、子供の成長ぶりにびっくりした出来事でした。
さて、東紀州の海は初夏を迎えて、水温も24℃まで上がってきてます。
この時期になると開花が待ち遠しくなるヤマトウミヒルモの花、今年はとても早い開花で、6月初旬に咲き始めました。
そして、今年は豊作です。
このウミヒルモ、高等な水中植物なので、海藻ではなく海草で、陸と同じ種子植物に分類されます。
かなりの広範囲にウミヒルモ畑が広がっていますが、数片だけが一箇所に固まって開花しているので、最初に見つけるまでが大変です。
そして、このグリーンな葉っぱの空間、めっちゃ癒されるんですよねー。
7月に入ると魂サイズのアミメハギ幼魚とか楽しめますよ。
そして、こちらは通年楽しめますが、最近リクエストの多い、フウセンカンザシゴカイ、フィッシュアイさんのFIX Neoフィルターで遊んでみました。
しかし、夏前になると風船が無い、タマナシゴカイが増えるのは謎です。
この6月、作業ダイビングしていると、湾内でミナミハンドウイルカが、またまた会いにきてくれました。
今回は警戒心が強く、わずかの時間だけ愛嬌を振りまいてくれました。
透視度が1mくらいの超シビアコンディションで撮影しましたが、ノーティカム製のワイコン&SONYコンデジが良い仕事をしてくれました。
次に銚子川の情報です。
春からずっと追っていたナガレヒキガエルの変態、更に成長して足が生えてきました。
そして、上陸した幼生、
たまたま見つけた親ガエル、
ナガレヒキガエルの成長を、4月から観察し続けてきたのですが、オタマジャクシの時は暫く大きな変化がなく、両手が生え始めると、なんと3日くらいで急変態をして、あっという間に上陸、そして森に消えていく事が分かりました。
謎の多いナガレヒキガエル、悩まされ、振り回され、しかし、楽しませてくれました。
来年は何としても謎の繁殖行動をスクープしてみます。
そして、並行して観察を続けていた、アカハライモリの繁殖、産卵場の特定に四苦八苦しましたが、お腹の大きな雌イモリが集まっている場所を発見、産卵期の後半にやっと卵を見つける事ができました。
これがイモリの卵で、初期のステージです。
産みたてはグレーですが、細胞分裂で白くなっています。
高校生の時、生物の教科書にこんなの載っていましたよね。
そして、最後のステージ、孵化寸前の卵、鰓と眼球が確認できます。
幼生です。
この子を探すのに一番悩まされました。
なぜか、産卵場ではなく、足元の水溜りで発見しました。(笑)
最後に渓流で撮影中に、淡水写真家の内山りゅうさんとバッタリ、りゅうさんもナガレヒキガエルの撮影で来られていて、カエルの謎をいろいろ教えて頂き、感謝感激でした!!
しかも、我が豪海倶楽部部長の雄輔さんと親しいということで、ほんと、嬉しかったです。
今回もかなり長くなってしまいましたが、大自然の魅力いっぱいの尾鷲で、皆さんのお越しをお待ちしております。

伊藤 英昭
(いとう・ひであき)
1969年12月24日生まれ
三重県尾鷲市出身
ガイド会所属
某俳優と同じ名前なので、ふざけてるのかと思われることがあるようですが、本名です。
休日は波乗り、サイクリングに出かけ、最近はカメラ片手に自然のバイブレーションを追い求めている。
趣味は文科系で、ビンテージラジカセ収集、アナログレコード鑑賞。
紀伊半島・尾鷲
TRUE COLOR
松阪オフィス
〒515-0818
三重県松阪市川井町336-7
紀北オフィス
〒519-3413
三重県北牟婁郡紀北町引本浦294
Tel:090-4407-1667
Fax:0598-54-0737
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