しばらく振りのお魚さん
本当だったらゴールデンウィークでゲストたちの笑顔溢れる店内となっているはずだったのが、コロナで臨時休業しているレグルスです。
しかしやる事はたくさん、耐圧検査から帰って来たタンクのペイントや親タンクのペイント、検査済みのコンプレッサーの安全弁の取り付けなど、ゲストがいなくても準備しておかなければなりません。
それとウミウシ図鑑の校正が始まり、スタッフ総出で、いやひとり外出自粛で八丈島に帰れないものもいるけど、なんかとてもトタバタと忙しい日々を送っております。。
ウミウシ図鑑の校正もあともう一回くらいありそう。ゴールデンウィークは多分それで費やすでしょう。
写真はキンギョハナダイの中に混ざるユカタハタのチビ。もろキンギョハナダイそっくりです。これ群れに混ざることで身を隠す擬態行動なんですかね。
と思った瞬間、小さいキンギョハナダイをパクッって食べようとしてました。
失敗はしたけど・・・。
もしかしてキミ、キンギョハナダイそっくりを利用して、容易に近づきキンギョハナダイを食べちゃう擬態をしているのかな。なんてずるがしこい奴なんだ。
こちらの写真は多分ケラマハナダイの幼魚。最初はアカオビハナダイの幼魚見っけ!って喜んだんだけど、どうもなんか違う。
しばらく振りにハナダイたちを撮ったもんで、見分け方が鈍っているのかも知れません。
まぁ確かにここ最近はウミウシばかり見ていたので仕方がないですかね。
加藤 昌一
横浜出身、獅子座
昭和30年代生まれ、気分は昭和50年代
1992年にレグルスダイビングを設立する。フィッシュウオッチングの草分け的存在。
飽くことなく潜り続け、水中生物は分け隔てなく撮り集めているため、膨大なフォト・ストックを有する。
ガイド業も第一線で活躍しているが、写真家としても注目され、「エビ・カニガイドブック」「ウミウシ 生きている海の妖精」「スズメダイ」「海水魚」を出版する他、さまざまな水中写真を図鑑や雑誌に多数提供している。
水中生物だけではなく、陸の生き物も大好き。特に爬虫類が大好き。
伊豆諸島・八丈島
レグルスダイビング
〒100-1511
東京都八丈町三根1364-1
Tel/Fax:04996-2-3539
バックナンバー
- 2020.12:ガイドの楽しみ
- 2020.11:生態写真に点数を付けたら、負けてしまったという件
- 2020.10:常時携帯
- 2020.9:告白
- 2020.8:圧を感じたい時もある
- 2020.7:拍子抜け
- 2020.6:対象物と寄り
- 2020.5:しばらく振りのお魚さん
- 2020.4:ウミウシは続くよ、どこまでも
- 2020.3:先が見えたら・・・
- 2020.2:メガネと透明度
- 2020.1:改訂版のウラ話
- 2019.12:訂正のタイミングと一発勝負
- 2019.11:人間も騙される凄い奴
- 2019.10:「旬を逃す」 それステータス
- 2019.9:体験ダイビング中の楽しみ
- 2019.8:訂正
- 2019.7:羊
- 2019.6:毎日少しずつ
- 2019.5:ローガンズとウミコチョウ
- 2019.4:60マクロレンズと105マクロレンズ
- 2019.3:オヤジ撮り
- 2019.2:被写界深度との闘い
- 2019.1:経験と勘
ガイドのつぶやき
- 三浦半島・葉山から
- 真鶴半島・湯河原から
- 伊豆半島・伊東から
- 伊豆半島・川奈から
- 伊豆半島・伊豆海洋公園から
- 伊豆半島・大瀬崎から
- 伊豆半島・平沢/静浦から
- 伊豆諸島・八丈島から
- 静岡・三保から
- 紀伊半島・尾鷲から
- 和歌山・串本/古座から
- 高知・沖の島から
- 鹿児島・屋久島から
- 沖縄・本島から
- 沖縄・久米島から
- 沖縄・西表島から