1月〜3月の話題
皆さんこんにちは。3ヵ月の御無沙汰ですが、お元気でしたか?
あけおめな感じですけど、新生・豪海倶楽部を今後ともよろしくお願いいたします。
リスタートして最初の今回は、1〜3月から各4点ずつ選んでご紹介します。
① セボシウミタケハゼ 1月5日 伊豆海洋公園
ウミトサカに着生するスケロク〜〜は有名ですけど、それ以外はあまり注目されてないかも…。カイメンに乗ることが多いですがヤギにも付きます。
② ササムロの群 1月9日 伊豆海洋公園
所謂グルクン(タカサゴ類の沖縄名)の仲間ですが、他のタカサゴ類に比べると“らしさ”がないですよね〜。むしろ見た目はアジ系っぽいかな…。
③ スジキツネベラ 1月11日 伊豆海洋公園
別名スージーキツネベラ。仲のいい同業者さんに話は聞いていましたが、この日初めて目にしました。アングルがイマイチなのは御愛嬌で…。
④ タテジマヤッコ 1月21日 伊豆海洋公園
この後に出てくる⑩のトサヤッコと共に、キンチャクダイ科タテジマヤッコ属の種類。今シーズン、この2種類は例年より個体数が多かったです。
⑤ アオハナテンジクダイ 2月9日 伊豆海洋公園
充分な大きさの成魚で、この時期このサイズがいるということは、ひょっとしたら今夏に口内保育が見られるかも、と期待せずにはいられません。
⑥ ソフトコーラルの群生 2月10日 伊豆海洋公園
こういう光景は、伊豆ならではです。カラフルで賑やかで癒されますよね〜。
⑦ レンテンヤッコ 2月22日 伊豆海洋公園
伊豆の地の魚の中でも美しさは5本…いや3本の指に入るでしょう。
⑧ サザナミフグ 2月27日 黄金崎ビーチ
しばらく御無沙汰だった黄金崎に、研修という名目で遊びに行って来ました。
⑨ コクテンカタギ 3月12日 伊豆海洋公園
季節来遊のチョウチョウウオの中では、割と寒さに強い方だと思われます。
⑩ トサヤッコ 3月17日 伊豆海洋公園
④で書いたように今季アタリです。こうなると、ヤイトやヒレナガにも期待!
⑪ オオヒメベニツケガニ 3月20日 伊豆海洋公園
ヒメとオオヒメといるんですが、図鑑の写真からオオヒメと判断しました。
⑫ イバラタツ 3月23日 富戸ヨコバマ
海洋公園では岩場でヤギに付いてますが、砂場の小石に生えた海藻に…。
こうして見渡してみると、年間で最も水温が下がる時季だというのに、サンゴ礁性の魚が多く生き残っているのが判ります。
以前にはあまり考えられなかったことですが、冬場の最低水温はここ何年かで確実に上がっています。
横田 雅臣
1961年11月生まれ
神奈川県横浜市出身
ダイビングとの出会いは学生時代。在学中に伊豆海洋公園ダイビングセンターにアルバイトに来たのがきっかけで卒業後同センターに就職、インストラクター・ガイドとして10年の勤務の後、1994年に独立しGO TO THE SEAを開業、現在に至る。
伊豆半島・伊豆海洋公園
ダイビングサービス GO TO THE SEA
〒413-0231
静岡県伊東市富戸912-29
Tel:0557-51-7878
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