極小サイズ
こんにちは、年始早々にマンボウのお話をUPしたのに・・・残念がらマンボウは出ず、出て欲しくない蔓防が出てしまいました・・・。
すいません、不謹慎でしたね。
でも、本当に早く収まってくれないかと願うばかりです。
さて、伊東の海はここ数年になかったくらいの水温になっております。
現在13度。水温だけ聞くと潜る意欲の減る方も増えてしまいそうですが、潜ってると意外に気にならない感じもします。
私の勝手な思い込みかも知れませんが、肌や体で感じる温度もありますが、「目」で感じる温度もある気がします。
伊東の海は冬季でもカラフルなソフトコーラルが多く見られますので、水中の色で言うと暖色系が多く、気持ち暖かく感じているのは私だけでしょうか?
そんな冬季の海は、ワイドからマクロなガイドに少しシフトします。
夏・秋はワイド中心になりますが、冬季は魚影も少し穏やかになるので、マクロな世界を中心にご案内する機会が増えます。
もちろん大好きで得意なハナダイを中心にご案内することが多いですが、色んなハナダイを捜索したりする際に、多種の魚もどんどん見つかります。
今シーズンに入って見つかった生物の中で、現在最も小さいやつを本日はご紹介します。
日本産ズズメダイとして36番目に登録されたスズメダイだそうで、以前はトウカイスズメダイSPと呼ばれていた深場のスズメダイ。
レクリエーションダイブの範囲内でご案内ができ、今までも何度も発見してきましたが、その中で極小サイズ(小指爪サイズ)で、巣穴がわかりやすく隠れやすいので、長く見られるのではと期待しております。
だた、小さい上に臆病な性格なのでサクッと撮影するには中々骨折りではあります。
「ついでに〜」と言うよりは、じっくり許される限りの時間を使って挑んでもらいたい被写体ですね。
安全を第一にご案内できればなと思うばかりです。
あっ、マンボウの出現もまだまだ期待はしたい時期です。
今まで過去の出現状況から見ても2月はまだまだ期待できるので、マクロ案内しつつ常にマンボウの気配も探っていきたいと思います!
川坂 秀和
1977年8月5日生まれ
大阪府出身
ガイド会所属
20歳より初めて水中世界に触れ、そのまま一気にインストラクターへ。
ダイビングショップ、器材量販店、現地ガイドと経験し、2011年に惚れ込んだ東伊豆・伊東の海を案内すべく、伊東市宇佐美にDiveFamilyYellowをオープンしました。
伊豆半島・伊東
DiveFamilyYellow
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Tel&Fax:0557-48-8688
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