メギスSP
例年通りのホエールウォッチング&スイムシーズンではありますが、今年は例年以上に海が荒れる日が多く、クジラ探しに苦労をしています…。
そんな状況なので、ボートを出せない日も多く、クジラ探しをやめてダイビングに切り替わる日も…。
3月は、少しでも海況が穏やかになってくれることを願うばかりです。
冬シーズンのメインポイントとして使用している「シャドーケーブ」。
ポイント名から想像がつくかもしれませんが、地形がきれいなポイントです。
この子は、その地形の中で見ることができるメギスの仲間になります。
ずっと前からこのポイントでは確認しているのですが、まだ和名が無く、早く名前つかないかなぁ、なんて思っています。
ピンク色の鮮やかな体色で、とてもきれいな魚ですが、暗がりを好み、ライトには敏感なので、紹介するのも撮ってもらうのも手強い魚です…。
ですが、ある程度なわばりを把握できてはいるので、毎回紹介しようとチャレンジはしてます。
お見せできたらラッキーな感じですが、お客様にはお付き合い頂きたいと思います。
そして、今シーズンに新たな発見があったのですが、この魚の求愛シーンを確認することができました。
証拠写真程度しか撮れておりませんが、雄のより赤みが強くなる婚姻色はお見事でした。
やっぱり冬は浮遊生物が面白い。
画像の子は、誰かわからないですが…。
安全停止中に目を凝らしていれば、あっと驚くような生物に出会えるかもしれないですね。
ダイビングにクジラ探しに忙しいシーズンはもうしばらく続きます。
クジラの方は、残り3週間。最後まで楽しみましょう!
吉田 健太朗
(よしだ・けんたろう)
1990年7月9日生まれ
三重県の漁師町出身
祖父も父も漁師、というか周りの大人のほとんどが漁師。幼少の頃より海のある生活が当たり前だった。
いつからダイビングに興味があったのか定かではないが、高校生の頃、進路相談の際に「どこの大学に行きたいんや?」と聞かれ、「ダイビングをしやすそうな所」と答える。
そんな理由から、静岡の大学に進学し、ダイビング部に入部する。そこからの学生生活は、潜る事だけを考え、アルバイトとダイビング漬けの毎日を送る。
そんな中で、20歳の夏に初めて久米島を訪れ、“ESTIVANT”に強く惹かれ、その時に就職することを決意する。
海を通し、数多くの素晴らしい出会いと刺激のあるこの環境の中で、真剣に海と向き合い、ただがむしゃらに突っ走っていこうと思います!!
沖縄・久米島
DIVE ESTIVANT
〒901-3108
沖縄県島尻郡久米島町比嘉160-69
Tel:098-985-7150
Fax:098-985-7151
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