ナイトのライトをワイドでショット
新年あけましておめでとうございます。
今年も安全で楽しいダイビングを楽しみましょう。
さて、2022年のパラオはようやくコロナも明けたかと思ったら、まさかの円安爆弾の影響で、全くもって、すっかりさっぱり閑古鳥の1年でした。新しく明けた2023年はいい年になるといいなぁ。
と、そんなことを書きたかった訳ではありません。
コロナで3年もやってなかった龍馬でのミッドナイトダイブ/ブラックウォーターダイブを、今年は4月にやることにしました。おそらく今月半ばくらいには、詳しい日程が発表になると思います。
夜中に潜るこのダイビングは稚魚や幼魚、浮遊性の水中生物を観察、撮影することが主な目的になるので、持っていくカメラはもっぱらマクロレンズかと思うのですが、意外や意外、実はワイドレンズでもかなり楽しいです。
沢山のライトを点灯して行うので、この光たちを背景にして潜っているダイバーをシルエット構図で撮影すると、なんとなくソレっぽい、結構カッコいい写真が出来上がります。
普通にパリッと撮ってもいいし、シャッタースピードをあえてめっちゃ遅くしてブラしても雰囲気出ます。
ストロボ炊いてダイバーの色を出してもいいし、ホワイトバランスをわざと崩して色味を変えてみても面白いです。
背景のライトは点光源なので、ちょっと作為的ではありますが、クロスフィルターとか入れたら演出できるかも。
いろいろな撮り方ができるのが楽しいです。
マクロレンズ無いからな~とか、マクロは苦手~っていう人でも、この撮影ならワイドレンズ一本で十分楽しめます。
ちなみに僕は、ワイドだけで潜る日(1日に3本ミッドナイトダイブ/ブラックウォーターダイブをやります)もあります。
マクロがある人は、コンデジにワイコン付けてぶら下げておくだけでも使えますよ。
是非、楽しい夜のワイドを楽しんでみてください。
秋野 大
1970年10月22日生まれ
伊豆大島出身
ガイド会所属
パラオ在住25年。パラオ現役ガイドで最古参。「データ」が大好物で、なんでもかんでもすぐに分析したがる「分析フェチ」。
だいたいの魚は好きなのだが、やっぱりブダイのことだけは苦手。とりわけ3cm以下の魚には激しい興奮を示し、外洋一発系の魚に果てしないロマンを感じるらしい。
洋酒より焼酎。肉より魚。果物と酸っぱいものは見て見ぬふりをする。最近甘党。人生ビール党。
ミクロネシア・パラオ
DayDream PALAU
P.O.Box 10046 Koror Palau 96940
Tel:680-488-3551
Fax:680-488-2199
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