卵への愛、、いろいろ。
湾奥ロックだぜ〜!
ふらら日和八木です。
今月は、繁殖期でもあるのですが、その中で卵を保護する生物のご紹介です。
まずは、奥駿河湾を代表する、ラッパウニと共生するゼブラガニ。
育児嚢(お腹の中)で卵を保護します。
写真は、オレンジ色の産みたての卵。10日くらいで変色し、その後世に放たれます。
「低姿勢で自分の体とラッパウニで卵を守るスタイル」
そして、クロホシイシモチの口内保育。
抱卵放精した卵を、雄が瞬時に口に咥えます。
7日くらい口の中で卵を保護します。
「口の中で卵を守るスタイル」
海中生物で知名度高い、クマノミ。
昔は南方種とか言われていましたが、今や伊豆で繁殖しています。
岩に産み付けられた、中央のオレンジ色が卵。
近づくと、オスメス共にニョキッと出て来て噛みついたり威嚇して卵を守ります。
イソギンチャクに隠すのも保護の工夫。
「岩に産み付け、イソギンチャクで隠すスタイル」
ご覧の様に、それぞれに暮らす環境を生かして、卵を保護する愛のいろいろなスタイルのご紹介でした。
八木 かつのり
1970年3月26日生まれ
岐阜県郡上郡八幡出身
ガイド会所属
20年間活動した東伊豆川奈にある「川奈日和」を後継者に託し、2020年より拠点を西伊豆に移し「ふらら日和」を立ち上げる。平沢・静浦をホームに活動再開!
ガイド業の傍ら、水中撮影にも没頭し、作品も図鑑、ダイビング雑誌、WEBマガジン、新聞社、TV番組などで多数使われています。
伊豆半島・平沢/静浦
Nature Guide Service ふらら日和
〒410-0233
静岡県沼津市西浦久連436-19
Tel:0559-19-4485
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