産卵シーン
台風と重なることの多かった今年の梅雨。
台風通過後は梅雨だったかと思うほどの天気の良い日で、ダイビング日和が続いています。
7月に入ったことで、伊東の海は最終出船がさらに遅い時間に出船が可能となります。
夕方の暗い海に潜れる利点は、なんといってもハナダイの産卵時間に潜ることができることです。
7月はキンギョハナダイ、8月後半から9月はサクラダイと人気の夏季限定「五島根」、メインポイントの「白根」で観察することができます。
潜水時間の関係で、オスがメスを巻き込む様に行う産卵行動は簡単ではありませんが、一度始まれば圧巻のシーンが繰り広げられます。
まだ、これといった写真が撮れていないのが悔しい所ですが、夏・秋特有のダイビングとして、是非挑んで貰えたら嬉しいです。
ちなみに、産卵はその最後のシーンだけが多く取り上げられますが、実は1日を通して産卵のためを行動していたりするので、朝からその行動を意識しつつ、夕刻に最後の瞬間を見てもらえたら更に楽しさ倍増ですよ!
写真は、最近撮影した最終出船エキジット直前の五島根のキンギョハナダイの様子。
ただ、群れている様に見えるこの景色も、ブリーフィング後に実際に目で見ていただくと、何が違うのか分かっていただけるかも。
激しき舞うキンギョハナダイの求愛からの産卵。
優雅に踊るサクラダイの産卵。
同じハナダイの仲間でも全く異なる産卵シーンは、一見の価値ありです!
川坂 秀和
1977年8月5日生まれ
大阪府出身
ガイド会所属
20歳より初めて水中世界に触れ、そのまま一気にインストラクターへ。
ダイビングショップ、器材量販店、現地ガイドと経験し、2011年に惚れ込んだ東伊豆・伊東の海を案内すべく、伊東市宇佐美にDiveFamilyYellowをオープンしました。
伊豆半島・伊東
DiveFamilyYellow
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Tel&Fax:0557-48-8688
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