南国通信 楽園からのらくがき | 豪海倶楽部 |
今年の2月もまた、例年と同じように暑い日々が続いている。スタッフたちの顔は日に日に色が濃く、黒く日焼けしていき、髪の色はどんどん金髪へと変化していく様は、シーズンの雰囲気を盛り上げるのに拍車をかける。 今朝の日差しも強い。DayDreamのお店は東を向いているので朝のこの時間が一番暑い。次々と今日の出航予定のボートがドックに横付けされる。タンク、器材を手際よく積み込んでいくスタッフの額には薄らと汗が光はじめる。 40分後、お客さんが続々とショップに到着する。今日のポイントの話や、ダイビングスタイルについてそれぞれの担当ガイドと話している。今日も様々な海のドラマをダイバー達が、それぞれの目で見、感じてくるのだろう。昨日でも明日でもない今の海を。 僕はこの朝の時間が大好きだ。 Nikon F90 17-35mm f2.8 f5.6 1/500 RVP 朝、まだ誰も潜っていないゲメリスのリーフを望む。今日も多くのダイバーがこの海に潜るのだろう。 Nexus F4 16mm f2.8 SB105×2 f5.6 1/60 RDP II パラオ冬の代名詞、ツノダシの群れ。毎年1月から3月ごろの半月から満月へ向かう一周間だけ見ることができる期間限定モノ。今月は18日から26日までだが、21日から23日くらいが一番の見ごろだろう。 Nikonos RS 13mm f2.8 SB105×2 f8 1/125 RVP +1増感 これも冬ならではのユーカクチャネル、ポイントネーム「007」のブラックマンタ。まさに今日見てきました。今日の成果は9枚のマンタで、その内1枚がブラックでした。 Nikonos V 15mm f2.8 f8 1/125 RDP III +2増感 ご存知ブルーコーナーのギンガメアジの群れ。下げ潮の流れの場合、リーフの上にいることが多いのでストロボが無くても下からの反射光を利用することができるのでコントラストの高い写真を撮れる。 |
秋野 大 1970年10月22日生まれ 伊豆大島出身 カメラ好きで写真を撮るのはもっと好き。でもその写真を整理するのは大キライ。「データ」が大好物でいろんなコトをすぐに分析したがる「分析フェチ」。ブダイ以外の魚はだいたいイケルが、とりわけ3cm以下の魚には激しい興奮を示し、外洋性一発系の魚に果てしないロマンを感じるらしい。日本酒より焼酎。肉より魚。果物は嫌い。苦手なのは甘い物。 ミクロネシア・パラオ DayDream PALAU P.O.Box 10046 Koror Palau 96940 Tel:680-488-3551 Fax:680-488-2199 www.daydream.to/palau akino@daydream.to |