望遠鏡

なんか、イノンのサイトに、この「デジタル談義」が取り上げられてますね（笑）。

前は怒られたことあるけど。いずれにしても、正直に書くしかない。ただ、読む人によってとられかたはちがうからね〜

今回はかなり褒めてますからねぇ。そもそもはキヤノンのE-TTLの優秀さなんでしょうが、E-TTL自体、陸上では複数のストロボを並列に使うことは想定してなく、赤外線通信でのやりとりになってしまうわけですから、水中で複数のストロボを使うことができるようにした、というのは本当に立派ですしね。

でも本当にラクだよ〜で、左右のバランスも多分解決できる。まだ試してないけど。

そろそろ自分も試してみなくては、なんですが、シーズンオフ突入寸前で・・・。

さて突然発売になった・・・というか、夏の間には出す、と言っていたようですが（笑）・・・イノンの「望遠鏡ファインダー」、正式には「ストレートビューファインダー」を10月頭にゲットして、使ってきましたので、今回はそのレポートです。

まず後ろに突き出たその形から想像される「使いにくさ」「違和感」なんですが、意外にもそう違和感を感じないんですよ。

ほんとかよ〜〜！水中でとりつけも可なんだっけ？

いや、それはムリです（笑）。取り付け、取り外しはハウジング内部から専用レンチで簡単にはできますが。 最初の感覚としては「45度ファインダー」より始めはずっと違和感が少なかったですね。軸が平行なだけに。

45よりいいはずだよ。距離がでるだけだし、それでよくみえるなら。当然よくみえるんだろうし。

一番肝心の「見え具合」ですが・・・これはもう今まで「素通し」だったせいもあってですが・・・もう全く世界が違いますね、笑っちゃうぐらい。ちょっと心配だった明るさも全くと言っていいほど損なわれていませんし。

45度との明るさの比較ですが、周りの人間の意見が真っ二つに分かれましたので（笑）ほとんど差がないのではないかと思います。

それならね、使いたい人もいるよね。老眼とか、近視の人とか、

自分もそろそろ老眼の心配が出てきていますし（笑）。

で、一番違和感というか難しさを感じたのが「目の位置の置き方」なんですよ。

どうゆう意味かな？

要は望遠鏡を覗くのと似たようなものなんで、眼球の中心を接眼レンズのできる限り中心に置かないと、視野が「蹴られる」んです。

ちょっとでも斜めから見ようとしたり、目の位置がずれたりすると、蹴られるどころではなく「見えない」状態にまでなってしまいます。

もっと言うと、マスクなしで覗いてもちゃんと見えないです（笑）。マスクをつけて、つまり接眼部？から数センチ離れたところに眼球がある前提で設計されているわけです。

なるほど〜〜

まあ、6ダイブしてきただけですので、慣れがかなり解決してくれるとは思うんですが・・・。

45度でもその傾向はあるんですが、45度のほうがずっと許容範囲が広い感じですね。

ただ、そういう点を差し引いても、ファインダー内の見え具合は・・・ちょっと手放せない感じですよ。

うんうん、でも45度で動くの追うのはたいへんだけど、まだストレートならおえるかもね。

なにより、見やすさ第一の人なら、目の置き方はなれるでしょう。

で、「慣れ」の問題ですけど、45度が出て結構経っていて、それを使いこなしている人がしっかり出てきている、というのを今回感じましたし、あれでしか撮れないアングル、普通のファインダーではムリなアオリ加減ができる、という大きな利点があるんですよね。両方購入した人は「使い分けるだろう」と言ってましたね。

それは当然あるよ。全部の状況を考えて、どちらを選ぶかの話なんで、俺はどうかは別にして

ポキッといくんじゃないか、という心配なんですが・・・取り付け部のアクリル、専門家に言わせると「ありえない」ぐらいの厚さだそうです。ちょっと落としたぐらいでは、ヒビが入るなんてことすら考えられない程度だそうですよ。もちろん落としたら、中身のカメラや多数のレンズが入ったファインダーはどうなるかわからないですけど。

製品としてのできはいいわけだ。大荒れの伊豆に陸エントリーするなんてことも、俺はかんがえちゃうからね。あがってきたら大荒れで、タンクはずして、下の岩にはさみこんで、とりあえず裸で陸に上がり、なんてこともあるし・・・普通ないけど。

ま、普通はそこまでないでしょうが（笑）。

まだ自分自身が「慣れ」ていないので、最終結論にはできないですが、この機材は「買い」です！・・・ここまで自分が機材に関して言い切ったのは、この連載始って以来かも（笑）。

イノンのサイトでは「ファインダー内下部のデータは見難い」的なことが書いてありましたけど、必要十分に見えますし。

そうかい、じゃ俺もチャンスあったら、試してみよう。選択は広いほうがいいんだし。話かわるが、りこの頃データを仕事で使いだしたんで、30Dはちょっと不足かな、A4、1Pが安心できる大きさだからな〜

いまのとこ、チビCCDは撮影楽だけどね〜5Dの次はどうなんのかな？30Dはやはり、40Dに変更かな？イノンのハウジングがよければ。

これ、もちろん実際に自分で検証したわけではないんですが、30Dと40Dの違いのほうが、40Dと5Dの違いより小さいとは思うんですよね・・・5Dの次、どうなんでしょう。名機の後はキヤノンとしてもつらいでしょうね。「秒コマえコマにアップ」なんてので終わって欲しくはないですしね。画素数アップは間違いないでしょうが。

ニコンのD300だっけ、チビCCDで5Dなみなんかね？チビでA4見開きいけるようになればありがたいね〜いじり方で平気なのだろうけど、これは難しすぎるから、

フルサイズ並み・・・ニコンとしてはフルサイズを持ってないですから、そう言うしかないですよね。D300自体、40Dとの値段の差どおり、カメラとしては少し上のランクですけど・・・ただ「秒なんコマ」は水中ではまず不要ですし。

ところで、キャノンのDPPに、今度リネームツールがついた。便利。あとレンズ収差補正機能がついたとあるけど・・・どっこにもでてこない？？しってる？

そりゃ知らなかったですわ。リネームツール自体は(Winなら)フリーソフトでもありましたけど、収差補正は結構高価なソフトでしかなかったですから。ただ当然、タムロンのマクロにも、シグマのワイドにも使えない（笑）。

うん、それはそうだね。

どうもマックでアップグレードしてもうまくいかないので、CD送ってもらったんだけどそれでもうまくいかない部分があって、困ってる。

マックは・・・そもそもOSをいじりすぎですし、他社のソフト開発のことなんか考えてないですよね。

マック一筋の人はそれで当たり前のようですが（笑）。