ゆうすけ的エッセイ 豪海倶楽部  

ゆうすけの物欲辞典 — Rimowaのアタッシュケース ドイツ製

10数年前かな、なんかでリモワのスーツケースを見て、きれいだな〜と思っていたら、たまたま銀座の銀一という、プロのカメラ器財屋でバーゲンセールをしていてはじめて買った。それでも6万ぐらいしたな。定価では10数万だから、やたら高い。といっても女性のブランド品の値段からすればたいしたことはないけど。なにがいいかって、世界一軽いのだ。航空機用のジュラルミンだと思うけど、なんせ1−2mmぐらいの厚さで、写真のように角角を補強している。機能、取り柄としては、それだけだ。

なんせ薄いから、飛行機などにのせれば、ボコボコにへっこんできたりするので、気になる方にはむかない。それとスーツケースに重いものをいれるダイバーの僕が使うと、約30kぐらいで、使用していたのだが、最後には上蓋と下蓋をつないでいるのがちぎれて、2つになってしまった。リモワは経験的には20kまでだと思う。修理も高いし。

そんなわけで、このシンプルな外観というか機能美?というかに、ぞっこんの僕とですが、スーツケースは今は使ってない。この頃、飛行場の荷物受け取りで、リモワを見かけるたびに、いいな〜とうらやましい。どんなにかっこよくても実用性がなくちゃ使えない。同じくアメリカのゼロも、こちらは強烈に丈夫だけど重くて、ただでさえ荷物の重量オーバーに悩む僕には無理だ。ケースが重くて、中身が、すかすかで、飛行機会社の重量の限度にきてしまうから。

というわけで、現在使用しているのは、このアタッシュケースと機内に持ち込めるゴロゴロころがる、トローリーというか小さなスーツケースの2個だ。中にニコノスRSのセットとか、ニコノスのセットをつめて旅行する。手で運ぶのだからそんなに丈夫でなくてもいいし、その重量たるや、ソフトケースなみ、でもゴロゴロとグリップがのびるから、空港内を歩き回るのに都合がいい。ちいさくても10kはつまってるので、軽いことが1番、僕にとっては最高の機能だけど、やっぱ、きれい、というのも好きなんだろうね。いろいろ理屈つけるけど、、、

お買いになるなら、今はあちこちで見かけるし、ヤフーのオークションで並行輸入とかが安く出てるので、そっちのがいいかもです。一応正規代理店で並行輸入品も前はなおしてくれたし。


Yusuke
吉野 雄輔

水中写真家


吉野雄輔フォトオフィス:
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