ガイドのつぶやき 海辺のエッセイ 豪海倶楽部  

光の断片達

あけましておめでとうございます。

清水寺の昨年の漢字は『変』ということでした。今年はそれを受けた良い言葉になることを願ってやみません。目覚しい躍進に濾したことはないですが、着実に良い方向へ進むことを期待し、日々の心がけをしたいと思います!!

水面に浮遊するプランクトンにあたった光達です。

ピンボケで姿を現す彼等(その形)はカメラの中で生み出される光の形。何度か屈折を繰り返しても、人に感動を与える。なんとなく尊敬してしまいます。

まだまだ冬本番はこれからですが、すでに来春を感じて、来月には咲く寒緋桜です。まわりの木の枝ぶりが良く、運悪く日照条件に恵まれなくても光はその隙間をぬって花弁に射します。

また、これ以外にもクメノサクラという希少種が存在し、それは真白い花弁をもちます。残念ながら衰退しつつありますが、島内に数本現存してます。紅白のサクラが存在するということでメデタイ感じでしょ?

では、本年も要点の見えないお話ですみません。(変化がない・・・)
どうぞ宜しくお願い申し上げます。


堅田
堅田 純平
(カタタ ジュンペイ)

1976年10月16日生まれ
高知県須崎市出身

海山県に生まれながら、クラゲが嫌いで故郷を出るまで海と向き合ったことがなく上京先のコンクリートジャングルの中で、不順な動機から最初のひと雫に出会う。しかし、純粋に海に秘められた様々の可能性を手にしたくなり、覚悟を背負って26歳で久米島へ、ガイド業へ、苗字の印象はあまりにも堅いが、どんな海にも、そして人にも柔軟に接し、海を背景とした生命体のlocus&miracleを(辞書を引いて背伸びしてます)やさしく伝えていきたい願う。

沖縄・久米島

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