ガイドのつぶやき 海辺のエッセイ 豪海倶楽部  

言い訳 feat 過ちの産物

梅雨明け宣言に不思議と妙な執着をしてしまい、まだかまだかとメディアに気をとられていると、明けてたってことありませんか?フムフム?なんて?・・・えっ!僕だけ、、、

梅雨明けをカウントダウンすることなんてないのに、妙にメディアを見てしまう安易な気持ちが悔しい今日ころ頃でした。

さておき、今回は宣言予告した【ピンクのツブツブ】のはずでしたが・・・ご覧のとおり。。。見たんですが!かつ撮ったんですが!なんか気に入らなくて。。。

なんどもチャンスはあったのに産卵の瞬間を目前にしファインダーをのぞいても、シャッターを切っても、なんだかな〜て具合で!?やきもき、やきもき!!プロでもなんでもないのでお家帰ってあ〜でもなく、こ〜でもなくと、編集してみるものの・・・(苦)

圧巻の最低は、バジェットのみコピーしてレイヤー重ねはじめたので、、、載せるの止めます!駄作でもそれが真実は真実ですが、苦し紛れのダークな小細工で理性を失いそうでしたので(良かった〜)以上、言い訳終了です。

写真はイボヤギヤドリイトカケです。

しかし、どこまでをダークな小細工と定義するかは難しい話ですが、過度のトリミングは特にこの範疇に分類されがちで、敬遠や批判されがちです。

僕も、もっともだと思うので極力さけますが、、、正直、その考えの及ばない頃は、多様したこともあります(爆)ただ、繰り返しそうすることで見つけた良いことが一つあります。それは、自然とノートリでの構図が良くなってきたことです。あえて失敗写真を保存保管し、眉間にしわ寄せながら蘇りの策を練ることがこんなにも効果的だとは思いませんでした。

幸いにも手軽に撮り手が現像する環境となったデジタル写真世界、引きこもってポチポチするのも根本の力量UPにつながると思うので、ガンガンにトリミングして作品作りを楽しんでもいいんじゃないでしょうか!?特に遊びなわけであればなおさらですよね!そいでもって最終的に行き着く先として、先月号でうちのボスが書いたようにシンプルでメッセージ性の強い写真が手に入れることができるようになればな〜と思います。

手のかかる子が可愛いように、捨て写真は可愛いくなる可能性を高確率で秘めてると思いますので、いますぐ自宅pcを再チェックしてみては?

※今回はほぼノートリです!


堅田
堅田 純平
(カタタ ジュンペイ)

1976年10月16日生まれ
高知県須崎市出身

海山県に生まれながら、クラゲが嫌いで故郷を出るまで海と向き合ったことがなく上京先のコンクリートジャングルの中で、不順な動機から最初のひと雫に出会う。しかし、純粋に海に秘められた様々の可能性を手にしたくなり、覚悟を背負って26歳で久米島へ、ガイド業へ、苗字の印象はあまりにも堅いが、どんな海にも、そして人にも柔軟に接し、海を背景とした生命体のlocus&miracleを(辞書を引いて背伸びしてます)やさしく伝えていきたい願う。

沖縄・久米島

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