ガイドのつぶやき 海辺のエッセイ 豪海倶楽部  

休日のすごし方

めっきり秋めいてきた沖縄地方です。琉球人の古き言い伝え通り、本当に台風の少ない年となり、世の中にせきまく高水温や気候変動といった環境変化の不安は、実はナチュラルなことで、大きなサイクルの一環かのような気にされました。

しかし、これはまず勘違いで、たまたま上手くことが運んだ感も否めません。ただ、そういったことさえも希望に思えてしまうほど、自分は切迫に感じてるのだなと思います。何かしなきゃです!!

さておき、こんな事は忙しい時に考えもしません。。。

つまり暇になりました! 休みです! 休み! え〜と? 何? しようかな? でも体を休めなきゃな〜・・・そんなスパイラルにハマリ、結局そのままTHE ENDを迎えます。本当に休日の使い方が下手で仕方ないです。逆に凹みます。これって本当に休みなんでしょうか???

エリグロアジサシを撮ろうと、休みを利用して狭い島をうろうろしてると、知り合いのシーカヤッカーに出会った。彼もまた休日を利用して海に癒されにでる。自然の音に耳を傾け、風と水の感触をゆっくり感じ取る一時!!なんて有意義な休みなんだろう・・・

と、わかっちゃいるけど、先立つものもなく、踏み込む勇気もない!どちらかというと手を引いてくれるのを待っている。でもそれだと・・・やはりTHE ENDを迎えます。

穴の先は砕波帯!光のその先にすすめば、輝かしい世界が広がりますが、必死で泳がなければ命を落としてしまいかねませんので、気軽な気持ちではTHE ENDです。しかし少し勇気があれば彼なら乗り越えていけるでしょう。それだけの能力は十二分に持ち合わせいるはずです。素晴らしい世界や素晴らしい休日を手にするには、引きこもっててはいけません。自分を信じ少し踏み込めば、まちがいなくHAPPY ENDでしょう!!

って、いいいながら貯まったDVDを見まくるのでした。トホホ。。。


堅田
堅田 純平
(カタタ ジュンペイ)

1976年10月16日生まれ
高知県須崎市出身

海山県に生まれながら、クラゲが嫌いで故郷を出るまで海と向き合ったことがなく上京先のコンクリートジャングルの中で、不順な動機から最初のひと雫に出会う。しかし、純粋に海に秘められた様々の可能性を手にしたくなり、覚悟を背負って26歳で久米島へ、ガイド業へ、苗字の印象はあまりにも堅いが、どんな海にも、そして人にも柔軟に接し、海を背景とした生命体のlocus&miracleを(辞書を引いて背伸びしてます)やさしく伝えていきたい願う。

沖縄・久米島

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