ガイドのつぶやき 海辺のエッセイ 豪海倶楽部  

お買い物

すみません、掲示板をお騒がせしております。
そう、そうなんです。一眼デジカメを買ったんです。

よくよく考えてみると、カメラを買ったのは今回が生まれて初めてでした。

初めてカメラを手にしたのは、忘れもしない、小学校2年生の時。本当は家族用に買ったのであろう「バカチョンカメラ」を私用にと持たせてくれたのです。自分のカメラだと思い込んだ私は、嬉しくていろんなものを撮りまくりました。あっという間に1ロール撮りきってしまった私に、母親は呆然。「なんてもったいないことするの!!」と怒られ、私の素晴らしい(かも知れなかった)作品は、現像されることなくゴミ箱へ。

その後カメラを持たせてもらう機会はなく、旅行の時に「写るんです」を買ってスナップ写真を撮る程度。身近には、学生時代にも会社に入ってからも写真部というものがありました。が、どの時期の写真部も、私には馴染めない世界だったんですよね。元写真部の方…すみません。でも私には、写真部の皆さんって何だかとても地味ぃ〜で真面目ぇ〜な印象が残っているのです。写真を見ながら大声で笑ったりするとヒンシュクを買いそうで近づけませんでした。

そんな私が初めて一眼レフのカメラを手にしたのは、ダイビングを始めた後でした。これも、購入したのではありません。借りたのです。正確に言うと、持たされたのです。あんまり私がフラフラと好きな所へ勝手に泳いで行っては、迷子になってしまうもんですから。カメラを持たせれば、行動範囲が小さくなるであろうと。

で、今までずっとそのカメラを借りたままでした。
もう、最近は迷子にならなくなったんですけど。

人のカメラで、しかも好きで始めたわけではない割には、よく続けてきたなあと思います。そのうえ、ついに自分のお金をはたいて買ってしまうだなんて、我ながらビックリです。

初めて自分で買ったカメラなので、嬉しくていろんなものを撮りまくってます。フィルムじゃないから、なかなか撮りきれません。撮りきっても、もう誰からも怒られる心配がありません。自分のフトコロも寒くなりません。

で、最近の作品。
近所の庭に植わっていた葉っぱ。

道端に咲いていた花。

そして、窓についた雨粒。

子供の時、こんなもの撮っていたら、絶対怒られてただろうな。


水谷
水谷 知世

昭和40年代生まれ
兵庫県出身

一見、負けず嫌いで男勝りというイメージだが、実は繊細な女性らしい一面を持つ、頭の回転はレグルス一番!!の頼もしい存在である。(レグルス親方・談)

伊豆諸島・八丈島

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