ガイドのつぶやき 海辺のエッセイ 豪海倶楽部  

パラオ旅行記

3月末に、初めてパラオで潜ってきました。
楽しかったー!!
この一言に尽きます。

デイ・ドリームの皆さん、本当にありがとうございました!!
残念ながら秋野さんにはお目にかかれませんでしたが、遠藤さんと森さんには本当にお世話になりました。

最初は
「ご迷惑かけないように、見える範囲で適当にやってますから、お気遣いなく…」
と言っておきながら、
「ボートの下で、ずっとじっとしていたい」
に始まり、
「予備のタンクを置いて、深場へ行ってみたい」
だの、
「5mより浅いところで2時間くらい潜っていたい」
だの、
「ふかふかの泥地へ行きたい」
だの、
「もっと汚いところで潜りたい」
だの、
次から次へと繰り出す超・わがまま・ミラクルパンチを、爽やかな笑顔で受け止めて頂きました。

撮れて嬉しかった写真はいっぱいあるのですが、ここでは超浅場のアイドルをご紹介しておきますね。どれもこれも、10m以浅。エントリー時もエキジット時も、体が安定しにくいので見過ごしてしまいやすいエリアです。 トップバッターは、どちらかというと大物&大群好きなダイバーに人気の外洋のポイントで見られたミナミソメワケハナダイ。「パラオって楽しい♪」と思って一番の理由は、思っていたよりもずっとハナダイの種類が多かったこと。私が知らなかっただけとも言えますが、初めて見たハナダイが3種もありました。

お次は、パラオでしか見られないんですよ、と紹介してもらったニードルスパイン・コーラルゴビー(Gobiodon acicularis)。島に囲まれた入り組んだ場所で、カヌーで遊ぶと楽しそうだけど、水中はどんより。透明度は悪いけど、こういう所でしか見られない魚って、いっぱいいるんですよね。も〜大好き!

最後は、浅場中の浅場、波打ち際が好きなルリスズメダイ。水深1mくらい?? お昼ご飯を食べるために上陸する島の白い砂浜。食後にちょっとスノーケルすれば、簡単に見られます。英語名、ブルー・デビルという名の通り、とても自然のものとは思えない程鮮やかな色彩。海と太陽の色を身にまとい、海辺へ訪れた者を魅了しようとしているかのようです。

おかげで、すっかりパラオの虜です。
八丈も負けないように頑張らなくっちゃ!!


水谷
水谷 知世

昭和40年代生まれ
兵庫県出身

一見、負けず嫌いで男勝りというイメージだが、実は繊細な女性らしい一面を持つ、頭の回転はレグルス一番!!の頼もしい存在である。(レグルス親方・談)

伊豆諸島・八丈島

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