タイの空港の封鎖デモの影響も思ったほど後を引かず、最近はゲストも増えてカオラックの街も賑やかになってきた。うんうんイイ感じ・・・と喜んでいたら、今度は季節外れの北風が吹き止まず、ポイントは選べないわ、ゲストは船酔いするわで大変だった・・・。で、1ヶ月近く吹き続けた風もおさまり、やっと大物狙いのポイントへ出かけられるようになった。

タイで見られる大物といえば、やっぱりジンベエザメとマンタだ。それを楽しみにしてタイに来るダイバーも多い。綺麗な珊瑚やダイナミックな地形で楽しめる海だし、固有種も多くマクロも面白い海なのだが、やっぱり大きな魚が見たいのも人情。こちらも、その期待に応えられるようベストを尽くしているが、如何せん水物なので、出るときは出るが、出ないときは出ない・・・

大物というには微妙な大きさかも知れないが、体長2mのトラフザメも人気者だ。他の海ではあまり見れないそうだがアンダマン海では定番選手なので、ポイントを選べばかなりの確立で見れる。水底にドテっと寝ている姿はかなりドンくさいイメージだが、英名（レオパードシャーク）どおりのスマートな豹柄模様で、いざ泳ぐと長い尾びれをくねらせて優雅な姿を披露してくれる。

・・・なんて話をしていたら、今日はコボンというマンタ・ポイントで、ちょっとビックリするくらい沢山のマンタがグルグル泳ぎ回っているという嬉しいニュースが！さっそく、この目で確かめに行かなければ！今年もジンベエ＆マンタの2ショット見れるかな！？