編集後記 豪海倶楽部  

教習所通い

3月、シーエッグは毎年この時期にスタッフの充電期間として約2週間お店を閉めます。で、去年同様、海洋公園に行ってきました。

去年はアカグツ、今年はダンゴウオの赤ちゃんがメイン。

赤や緑、天使の輪の付いた子もいたし、2〜3mmかな、こんな小さなのは初めて見ました。しかし、肉眼じゃよくわからん(笑)。海況が悪く、しかも久しぶりのビーチでクタクタです。

まぁ、初めてオオカイカムリを見せてもらったり、クダヤギクモエビの探し方教わったりでかなり楽しかったです。あと、久しぶりに見るベニイザリも可愛かった。ただ、キビナゴの群れ見てても、後から何んも追いかけてないのがちょっと残念だったかな。田子ならカンパチとか来るんだけど…。

と、海の話はこれくらいしかなくて、2月の中頃からあんまり潜ってません。

理由は教習所通い。

お店の毎年年末にやってる串本ツアーで大型免許があったほうがいいということになって、去年の暮れから大型免許を取りに教習所通いしてます。

18才で普通免許と自動二輪免許を取って以来、20数年ぶりの教習で、法規通りの走行や大きな車体にかなり苦労しました。仮免許取ってからの路上も緊張しまくり。卒検じゃ、それまで一度も失敗したことの無かったクランクで接輪してしまい、その後ボロボロ。それでも何とか規定時間で卒業できました。

次に、2007年から免許制度が変わり、普通と大型の間に中型免許が新設されるので、この際二種も取っておこうと、大型二種。

これがまたタイヘン。

トラックでも苦労したのに、それより1m以上長い、全長9m近い車体のバス。横幅も2m50cmくらいある。ホイールベース(前輪と後輪の間の長さ)はトラックとかわらないから、前輪より前、後輪より後ろの部分が長いということで、S字路のときは、自分は縁石のかなり向こう側を通ってるし、左折する時、お尻を右に振って反対車線にはみ出しちゃう。もう、異次元の乗り物みたい。

しかも大型二種には学科もたっぷりある。二種関連の法規以上に、大昔にやった普通の交通法規があやふやで、卒検前の学科試験を一度落ちてしまった。

でも、面白い教習もあった。シュミレーターでの教習は、雪道などの悪路の設定で急ブレーキ踏んだり、路地から飛び出してきた車と事故ったりと、実際には経験できないことを体験。シュミレーターの設定はタクシーなので、お客さん拾ってその指示に従って走るんだけど、「もっと急いで」とか、急ブレーキで「きゃー」って言われるんです(苦笑)。

二種免許は、旅客目的ですから、応急救護の学科と実技があり、これに丸一日かかります。内容はダイビングのレスキューと似てるけど、三角巾の使い方にかなり時間使ったり、人工呼吸と心臓マッサージを数分間続けてそれを測定して的確に行えるよう何度もやりました。

大型二種には仮免許はなく、一段階が終わるとそのまま路上教習が始まって、路上に出てからはけっこうリラックスしてました。大型と違うのは、車体中央の中扉を電柱とかの目標物に合わせて止まる、中扉停車ぐらい。卒検は路上のコースが渋滞もなくスムーズに終わって、所内に帰ってきてからの縦列駐車もうまく行って、一発合格!

大型二種の合格祝いに、その日にけん引で入所。^_^

けん引は、学科も路上もなく、所内で12時間だけ。楽勝かなと思ったら、大間違い。まっすぐバックできない。ちょっとでも荷台部分が曲がり出すと、それに車を揃えるのに、どっちにハンドル切っていいのやら…だから、12時間のほとんどがバックの練習なんだって。

これは続けて乗らないとダメだなと思い、今週はキャンセル待ちまでして1段階を終わらせて、今は2段階。左右の車庫入れやってます。

これは左からの車庫入れ。荷台部分と車の「くの字」の角度、車庫へのアプローチする角度が大事で、ずっと後ろ見ていて首が痛くなっちゃう。

と、免許コレクターの道にハマってる今日この頃。教習所通いを始めて5カ月。近所の梅園は梅は終わり、今桜が満開。

明日・明後日は一級小型船舶免許の学科講習に行ってきます!