新年になり間もなく、、冷たい雨の振る大安の日に一艘の漁船が大漁旗をなびかせ威勢よく大荒れの海の中へ駆けていった。

家を建てるときに、上棟式を行うように、船を新しくしたときも「進水式」という行事をするのであります。船の海上安全と豊漁を祈願して行われる式である。

内容は、これまた家の上棟式とそっくりで、、、

1. 船の周りにお神酒や塩をまく
2. 船の上から、港にいる人たちに、餅・お金・みかんなどを投げる
3. 大漁旗を立てて初出港
   ｛川奈の場合は｝
   
   • 湾の両岬にある、小網代龍宮様と姥子の神様の前で、
     船を止め2礼2拍手1礼のお参りをする
   • その後、沖をぐるっと3週して帰港
4. 近くの公民館で、宴（飲み会）

すべて、船長とその船を作った人たちで行うようです。

うちのスタッフたちも、餅やみかんがまかれるという情報をGETして、意気揚々と港に行ったものの、地元おばちゃんパワー炸裂！　打ちのめされて、、たったみかん4個GETのみ。たしかにバーゲン級の迫力だけど、まだまだやのぉ〜〜。（笑）