ゆうすけの技、ガイドの技 | 豪海倶楽部 |
電池のこと ま〜水中写真をやってると、電池はよく使います。主にストロボの電池ですが、いろいろな種類があるよね〜。そのへんの特性を、少し書きます。 ニッカド電池約500回の充電ができると言われてます。充電できるので経済的。ま〜たまにしか撮らない人は関係ないかもですが、やっぱ、使い捨てのアルカリなんかはもったいない。その上この電池、ストロボのリサイクルタイムが1番速いので、有利な気がします。あくまで急速充電器の話しですが、ニッカド用は約1時間というのが多い。ニッケル用は2時間ほど。ニッケルのが急速充電に弱いので、遅くいれるんですね。ちなみに、本当は遅い、8時間とかいう急速じゃないほうが、電池にはいいし、容量いっぱいまではいります。急速だと容量の80%とか90%とかみたいですが、今は容量のおおきな、2300mmなんてのもでてるので、僕は急速充電器です。充電器はニッカド専用じゃなくても、ニッケル用でも大丈夫だと思うので僕は気にしないでやってます。ニッケルをニッカド用でやっちゃだめです。容量の数字が大きいほど、沢山たまるわけです。ニッカドは1000mmが最大だから、ニッケルは2倍以上はいるわけですね。実際つかってると1.5倍くらいな気はしますが、、、 ニッケル水素電池上記のように専用充電器でやってください。やっぱ500回は使えると思う。ニッカドより、ストロボの充電が1秒ぐらい遅いかな、、ものによるけど。でも沢山入るから、いい部分もある。水中ライトとかデジカメだと、あんまり再充電が遅くなってもいいですから、こっちがベストですよね。水没して、電池からでるガスの量は多いですから、気をつけてね。今は水没した場合の、このガス抜き穴がストロボにつき始めましたが、昔のはないから。僕自身は水没して、このガスがでて、地上であけようとしても、逆の圧力であかなくなって、なんとかあけると、ボン!!って音がしてびっくりしたことはありますが、ケガはしたことないけど、知識に入れといてください。 アルカリ電池もったいないので、使いませんが、ストロボの再チャージ、リサイクルタイムは1番遅い。いい点としては、上記のニッカドとかニッケルとかが、最後はいきなりなくなるのに対して、こちらはずいぶん時間がかかるけどなんとか再充電する、つまりだんだんなくなってくるのがわかるので、陸で電池交換をすればいい。だからカメラに入れるのはこっちがいいかも、、、ニッカドとか入れてると、いきなりカメラがとまり、その1本が無駄になる可能性ありですね。何本撮ったら変えて再充電すると、まめに覚えられる人はいいけど、、、 過充電の話所定の時間以上充電すると痛むんですね。でも今の急速充電器は自動的にとまり、充電で電池が発熱したのがさめると、また少しずつ入れるという機能がついたのもあるからそう心配ない。 過放電の話ゼロまで使うのも多少よくないそうです。特にニッケル電池はそのようです。ま〜多少寿命が縮まるくらいですが、覚えといて損はないでしょう。 1番の問題電池を充電しておいても、しばらくたつと、自然放電してしまうので、使う前に再充電するべし。本当は、2ヶ月も使わない方が、多分電池によくないので、なんかに使いまた充電するのが理想的ではあります。とくにあんまり使わなかったり、容量いっぱい充電しなかったりすると、電池が普段使われてる能力しか発揮しなくなる。そのために放電機能付き急速充電器なんてのが売ってて、たいしてただの急速充電器とかわらない値段なのでいいかもしれない。よく水中ライトを、水のタンクの中で、つけっぱなしにして放電している人いるじゃないですか。この意味でやってるんですね。ただし、、、僕思うに、あんなに回数やる必要ないとも思う。ライトはつけると発熱します。それを長い時間やると、玉が傷むと思うのよね。中には玉の高いライトもあるので、たまに最後まで使うとか、放電したほうが、トータルではいいのではないかと思うんです。しかもあんなん、めんどうじゃんか、、 とま〜今月もとりとめのない話しでした。 |
吉野 雄輔 水中写真家 吉野雄輔フォトオフィス: www5.ocn.ne.jp/˜yusukeda yoshino1@smile.ocn.ne.jp |