ガイドのつぶやき 海辺のエッセイ | 豪海倶楽部 |
2年越しの恋 以前某ダイビング誌の企画もので宮城県女川で潜れる機会をいただきました。0泊3日の強行スケジュールではありましたが、、(笑)1ダイブでダンゴウオを何個体見ることができるのか!?という、とてもユーモア?な企画でした。現志津川グランドスカルピンの佐藤長明氏(以下、長明兄さん)にガイドしてもらったのですが、、まあ出るわ!出るわ!噂には聞いていましたが、ころころ岩の上に転がってる感じ。うらやましい限りでした。 20個体くらいまではいちいちポーズをとってまじめにやっていましたが、、(笑)途中、長明兄さんも僕も編集部の人も飽きちゃって、それからは兄さんが宮城ならではのいろんな生物を次から次へと見せてくれました。すべてがはじめて見るものばかりで大変感動していたのですが、中でもナメフウウセンウオは、ピンクでブタッ鼻でなんだか愛着が沸いていました。 そしてナメフウセンウオの生息環境に似た感じが、我が川奈にもあるため、いるかもよ・・帰ったら探そう・・ と、撮影そっちのけで、一人海中でにんまりしていたのを思い出します。 2年が経過した今年の春。ようやくコイツに出逢えることが出来ました。ガイド中だったのですが、またもやお客さんそっちのけで(笑)大興奮! 写真のものは、体色と広めの眼隔域からナメフウセンウオであると思われるのですが、なんとナメとダンゴのハイブリットタイプの個体なのでありました。 ・・・ということは、THEダンゴは?THEナメは?あいのこは? 最後に、 |
八木 克憲 1970年3月生まれ 川奈在住 むか〜し昔のことじゃった。岐阜の山奥に一人の若者がおったとさ。小さい頃は山や川で朝から晩まで駆けずりまわりよった。その若者は、都会さあこがれ名古屋へ出稼ぎに行き公務員になったとさ。何不自由なく暮らしていた中、どこで頭を打ったのか?若気の至りというものか?公務員をきっぱり辞めダイビングの世界さ飛び込んじまった。サイパンに渡りMOCダイブセンターヒロの元、丁稚奉公をしたとさ。帰国後、縁あって川奈という海に出会い、腰を据え一生そこで潜り続けるのじゃそうだ。自然と戯れるのがそれはそれは楽しいのだそうじゃ。あ〜めでたしめでたし! 伊豆半島・川奈 Diving Service 川奈日和 〒414-0044 静岡県伊東市川奈673-5 Tel:0557-44-5755 www.b-yori.com |