皆さんごめんなさい、先月に続いて大遅刻です。JUN-Pさんから頂いたカレンダーは神無月から霜月へ、そして我が豪海倶楽部は無事に2005年11月号が発行され、ゆうすけさん＆ライターズの写真や文章からはほとばしる情熱が・・・なんて読み入ってる場合じゃなくて早く書かなきゃダメでしょ。何やってんだオレ。

もうひとつおまけにごめんなさい、今月もまたヤドカリです。ヒメケアシホンヤドカリという長い名前の種類なのですが、写真を見て何かお気づきになりました？　そうです、お尻丸出しですよね〜。普通ヤドカリって自分の身体がスッポリ隠れるぐらいの貝殻を選びますので、貝の中に引っ込むと見えるのはせいぜいはさみ脚の一部ですが、こいつの貝殻はお尻がようやく収まる程度の超ビキニ。一応体を縮こまらせてはみますが全身のほぼ3分の2は貝の外にはみ出した状態です。そして貝を摘み上げるとソッコーで殻を脱ぎ捨てあられもない姿に・・・、誠に見事な脱ぎっぷりです。ただその代わり（なのかどうか）住んでいるのはだいたい転石をめくった下で、岩の上に出ていることは滅多にありません。

水深は5m以浅と浅いですから、ヤドカリのお尻を見てみたいという方は安全停止中に是非探してみてください。それにしても貝殻の無いヤドカリって何とも頼りないというか不恰好ですね。