謹賀新年
明けましておめでとうございます。
2024年もトゥルーカラーを宜しくお願い致します。
昨年は新店舗が台風被災で、いろいろあった年でした。
今年も全力で皆様をご案内致しますので、どうぞ宜しくお願い致します。
RXでいこう・その4
今回は、晩秋の尾鷲の一コマをソニーのコンデジで撮ってみました。
大きなセンサーを生かして、暗い魚礁でも自然な色合いが出せます。
もちろん、ノーティカム製のWWL-1ワイコンの影響もあります。
1インチセンサーとNAワイコンは、最高の相性だと思います。
RXでいこう・その3
今回の写真もコンデジでの一枚です。
ソニーRXシリーズの特徴は、マニュアルモードがある事です。
主流のオリンパスのTGシリーズにはこのモードは無く、できないかと思います。
シャッター速度を超スローにして、絞り気味にして、外部ストロボはフル。あとは、適度な速度でカメラを回転。
すると、中心軸さえブレていなければ、渦巻き状の写真の出来上がり。
ぜひ、お試しあれ。
RXでいこう・その②
今回の写真もコンデジで撮影した1枚です。
抱接中のナガレヒキガエルのペア。
春の木漏れ日を表現したかったので、ISO感度を上げ自然光で撮影。
1インチセンサーの真骨頂です。
ノーティカムのWWL-1の明るさも一役買ってます。
RXでいこう・その1♪
東紀州は、連日溶けそうな暑さが続いています。
皆さんいかがお過ごしでしょうか。
TRUE COLORがスタートして、まる2ヶ月が過ぎました。SNSでは尾鷲のカラフルなワイド写真をご紹介させて頂いています。
よくゲスト様からカメラは何を使っているのか質問されます。
実はこれらの写真は、すべてSONYのコンデジで撮影しています。上手に使うと、一眼に迫る良い色を表現できます。
今回からコンデジで撮影した風景をご紹介して行きます。
独立しました!!
生まれ故郷の尾鷲、紀北町の豊かな自然の美しさをもっと発信していきたい!!
その強い思いから、長年お世話になったシードリームを退職して、新しいお店をスタートさせました。
TRUE COLORという店名は、自然が持つ本来の美しさを表現していこうという意味です。
鮮やかなソフトコーラルを始めとする腔腸動物、初夏に水中花を咲かせるウミヒルモの群落、日本有数の透視度を誇る銚子川。ここ東紀州には魅力的な自然がいっぱいあります。
東紀州の未だ知られていない自然をご紹介させて頂きます。
ホームページは現在製作中なので、ご予約はSNS、LINEでお願い致します。
これからは、TRUE COLORをどうぞ宜しくお願い致します。
河津桜が満開♪
奇跡の清流、銚子川の河津桜が満開を迎えています。
撮影の後は、童心に返って、川遊びはいかがですか。
彩り鮮やか
1月の後半から東紀州にも黒潮が到達しております。
ここまで青いのは、ちょっと記憶にないくらいの透視度。
ソフトコーラルと水の青さのコントラストが映えます。
また、彩りと言えば、2色のアヤトリカクレエビが戻ってきています。
白バージョンと豹柄バージョンが、同時に楽しめるエリアは少ないと思います。
ぜひ、撮りにお越し下さいませ♪
マンボウ
新年おめでとうございます。
2022年も伊東の海から、少しでもお興味持っていただける情報を発信していきたいと思います。
どうぞよろしくお願い申し上げます。
さて、1月の伊東の見所は・・・
一度は出会いたい魚類でもTOPクラスに入るであろう人気者、「マンボウ」出現のチャンス期間です。
毎年年末年始に、そのシーズンの最初の登場を果たすことが多いマンボウなのですが、今年は早くも12月の初旬に登場しました。
ここ数年は、近隣漁場の定置網には驚くほど捕獲されると話を聞きますが、海での遭遇回数は少し落ちています。
ただ、私が知る限り、少なくともここ10年以上、毎シーズン必ず出現しているのは、伊東だけのようです。
マンボウの生態はまだま謎ばかり・・・諸説言われてることもまだま不確定な要素も多いようです。
他所での話は正直よくわかりませんが、伊東で10年以上見てきた経験から言える話だけ、ここに紹介します。
出現の条件(不確定要素ですが・・・)
- 上潮の時間帯
- 大潮の前後の中潮終わりに出現率が比較的高いが、最近は小潮のど真中で出現もあるので、潮汐よりは潮のタイミングの方が重要かと
- 白根南での遭遇が圧倒的に多い
- 深場から浅場に向かって上がってくることがり、南から北へ向かって泳ぐ姿をよく目撃する
- 潮に逆らって泳ぐことが多い
- 晴れている日が多く、昼過ぎまでの遭遇が多い
- クラゲを食べると言われており、根頭や表層にクラゲの浮遊が見られるときは更にチャンスアップ
- 大型の成魚は単体、小型の物は数匹で群れて行動します。感覚的には大型が出現すれば、そのあとに小型の群れなどが現れやすい
- ゆったり泳いでいるように見えるが、実はとっても早く泳ぐ。ドライスーツでは追いかけてもまず追いつかない
- 水温は16度代での出現が多く15度に下がるまでが出現率高い
- 比較的浅い場所(根頭)での遭遇が多い
と、いろいろありますが・・・
一番大切なのは、とにかく潜ることですね。潜らなければ出会うことなんてできませんから。
ちなみに、マンボウはとっても薄っぺらいユニークな体をしています。
こんな感じ・・・
横から見てもユニークな魚ですが・・・後ろ姿も・・・ですね。
出会えるかどうかは潜ってみないとわからない!
皆さんも是非その出会いを信じて、伊東の海にお越しくださいね。
謹賀新年
明けましておめでとうございます。
今年も全力でガイドさせて頂きます、応援のほど宜しくお願い致します。
最近の大人気のネタ、イルカの遭遇率はUPです!!
ぜひ、早く会いに来て下さいね♪
イルカに会えるかも
この夏頃から、湾内のポイントにイルカが頻繁に出没しています。
かなり人懐こい男の子で、ダイバーに超接近して盛り上げてくれています。
とは言え、野生動物なので、3無いルール、
「触らない、追わない、逃げない」
を守って、静観での撮影観察をお願い致します。
疲れた心を癒しに是非お越し下さいませ。
初ネタが登場
世の中、軽石の漂流ニュースで持ちきりですが、尾鷲には前代未聞の季節来遊魚が続々と流れ着いています。
一番バッターはホホスジタルミ幼魚、正直これにはビックリでした。
今年は西側の串本でも多いらしく、その影響でしょう。
次はヒレナガネジリンボウ、この夏にTHEネジリンボウが出てビックリでしたが、共生するようになりました。
紀伊半島では浅い、水深10mで観察できます。
そして、ヤセアマダイの幼魚です。
下半身だけ、キツネアマダイ幼魚みたいです。
この夏は、初めて見る魚が多いので、いつも図鑑と睨めっこです。
そして、図鑑と言えば、豪海倶楽部の最高顧問である吉野雄輔さん。
文一総合出版から、新刊「海の暮らし」が絶賛発売中。
子供から楽しめる写真絵本です。ぜひお買い求め下さいませ。
それでは、尾鷲で皆様のお越しをお待ちしております♪
出世魚
秋になるとキビナゴの群れを追いかけて、彼らはやってきます。
地域によって呼び名が異なる出世魚、尾鷲ではツバス→ハマチ→ワラサ→ブリと呼び名が変わります。
自分はガイドとしてハマチくらいになれたのだろうか・・・
ちなみに画像は50センチぐらいのハマチの群れです。
そして、来たる11月13〜14日、阿部秀樹プロのフォト講習会が開催されます。
私から見たら、阿部さんはブリのような存在です。
そして、水中写真界のツバス(期待の新鋭という意味です)、堀口プロもサポート参加されます。
一眼、ミラーレスの方が対象ですが、一眼へのステップアップを目指しているコンデジの方も大歓迎です。
まだ、若干の空きがございます。伊藤までご連絡下さいませ。
普通種の意地♪
東紀州から旬な情報を伊藤がお届けします。
一生懸命に生きている姿って美しくカッコいいですよねー。
僕もそんな風に生きれたらと、マジで思います。
魚も本気を出すと、実は綺麗だったというお話しです。
一番勝負はイトヒキベラの張り合い、十分に綺麗ですが本気度がイマイチでピンク色。
二番勝負はイトヒキベラの本気の張り合い、最高潮に興奮するとギラギラに変身します。
三番勝負はタコベラの張り合い、このベラこそスルーしがちですが、意外な美しさを放ちます。
それでは、一生懸命なガイドで皆様のお越しをお待ちしております。
梅雨はホヤが見頃♪
蔓延防止措置延長と梅雨入りで、スッキリしない世の中ですが、東紀州から最新の情報をお伝え致します。
梅雨に入ると、艶々になり美しくなる生物のご紹介です。
東紀州の名物、青ホヤ、通称コバルトツツボヤ、普通に撮っても楽しめますが、そのホヤに小さな生物たちが乗ります。しかも、梅雨時期の限定で。
1枚目の写真は、ミズムシです。
ちょっと可愛そうな名前ですが、ダンゴムシの仲間です。
背景が綺麗なので、メルヘンで萌え萌えです。
2枚目の生物は巻貝で、紫陽花とカタツムリを思わせます。
また、干満差が大きい日が多いので、ソフトコーラルも満開です。
レンズを替えて、ワイド撮影をお楽しみ下さい。
この時期になると撮りたくなる一枚、イトヒキベラがギンギラギンです。
追い続けていたナガレヒキガエルは、ついに集団上陸しました。
そして、あと半月もするとウミヒルモが現れます。
可憐な水中花と幼魚をぜひ撮りにお越し下さいませ。
最後にウェブマガジン スクーバモンスターへの掲載情報です。
写真家の堀口和重さんさんに、尾鷲を撮影して頂きました。素敵な記事ですので、ぜひご覧下さいませ。
それでは、感染対策を万全で皆様のお越しをお待ちしております。
新たな生活のスタート♪
東紀州から旬な情報を伊藤がお伝えします。
うちの娘もこの4月からピカピカの小学1年生となり、大きなランドセルを背負って、毎朝元気に通学が始まりました。
尾鷲湾に注ぐ銚子川でも、ナガレヒキガエルの子供達が新たな生活をスタート、流れの激しい滝壺の岩に、一生懸命にしがみ付いています
そして、ニホンイモリの繁殖行動も始まり、美しい婚姻色が見頃を迎えています。
海では、オキノスジエビの抱卵が始まり、ブルーの美しい卵に目を奪われます。
梶賀エリアでは、例年より遅れて海藻が生え始めて、春らしい風景が楽しめています。
まん延防止等重点措置、発令中の三重県ですが、感染対策を万全体制でGWも営業させて頂いております。
皆様のお越しをお待ちしております。
海も川も満開です♪
まずは、豪海倶楽部の再開おめでとうございます。
新体制での再出発となり、これからの新たな展開が楽しみです。
自分が初めて執筆をさせて頂いたのが、2年半前で累計24話の連載となりました。
今だから言えるのですが、実は最初、お手紙で雄輔さんに、仲間に入れて下さいって!!直談判しました。
正直、すごく怖そうに見えて、ビビってました。
案の定、最初は断られて・・・(笑)
それでも、しぶとく待って、入会OKを貰った時の事は今でも忘れられません。
雄輔さん、しつこい尾鷲の男だと思っていただろうな。
でも、その後はスージーさんと、すごく応援してくれて、今では最高にお世話になりっぱなしです。(汗)
そんなかんなで、思い出深い豪海倶楽部、これからも支えていけたらと、心より思っている次第です。
さて、第4波の感染拡大が広がり始め、GWが全く想像できない雰囲気となり、しばらくの間はグループでの会食は控えて、感染防止をして参りましょう。
4月に入り、東紀州では海と川が満開となっています。
まずは、清流の銚子川、ソメイヨシノが見頃を迎え、半水面での撮影が楽しめています。
そして、海は潮干狩りの時期と大潮が重なり、腔腸動物が満開となっています。
それでは、尾鷲で皆様のお越しをお待ちしております。
さわやか自然百景♪
11月は阿部さんフォトセミナー、そしてNHK番組の水中ロケが重なり、ドタバタとした1ヶ月でした。
気がつけばもう師走、写真も全然撮ってないという言い訳しか出てきません。
最近は良い潮が入り、人気の魚礁もオワセブルーが続いています。
銚子川では紅葉が見頃を迎えています。
そして、NHKのさわやか自然百景、「尾鷲の海」の放送日が決まりました。
総合:12月6日(日)7:45
再放送 12月14日(月)16:05
BS4K:12月6日(日)7:45
再放送 12月7日(月)17:30、12月11日(金)20:45
BSプレミアム:12月12日(土)6:30
フォトセミナーとロケが重なり、阿部さん、日本水中映像の奥村カメラマン、貞末ディレクター、豪華メンバー勢揃いでした。
ぜひ、放送をご覧下さいませ。
それでは、東紀州の海と川で皆様のお越しをお待ちしております。
まるで竜宮城な気分
久しぶりの台風通過後、魚礁ポイントはイシモチ幼魚が爆発的に増え、キラキラ感が抜群になっています。
ソフトコーラル、ミノカサゴ、ダイバーと絡めて絵作りして頂くと、まるでそこは竜宮城な気分です。
ソフトコーラルは、陰日性サンゴ、太陽光を必要とせず、流れてくるプランクトンを捕食しています。
大潮やタイドグラフの変化が著しく流れがある時、ポリプが美しく開きます。ぜひ潮汐表をチェックして、お越し下さいませ。
そして、そのヤギに寄生する、パラサイトイソギンチャク、英語ではRING ANEMONE。
プロの写真家さんに人気ですが、冬の使者アカスジカクレエビが乗り始めました。
先月号で褐虫藻が抜けたタコクラゲをご紹介しましたが、連日の高水温でイソギンチャクも白化しています。
イソギンチャクは可哀想ですが、クマノミの幼魚がフォトジェニックに撮影できます。
それでは東紀州の海と川で皆様のお越しをお待ちしております。
鮎と海月
暑い日が続いていますねー、今月は涼を求めて銚子川のちょっと変わったお話しです。
透視度の良さから、汽水域が目視できる話題のスポット「ゆらゆら帯」、その場所で夏になると珍しい光景が観察できます。
川で暮らす鮎と、海の生物のクラゲが同じ場所に現れます。
まず、こちらはブルーが涼しげな白いタコクラゲ、ちなみに川の水底なので、とても不思議な光景です。
そして、定番の褐色バージョン、
なぜ2色生息するのか詳しいことは分かりませんが、本来は褐虫藻がクラゲに共生しているので褐色です。
何らかしらで褐虫藻が抜けてしまうと白いタコクラゲとなります。サンゴやイソギンチャクの白化と同じメカニズムです。
次にご紹介するのが銚子川名物のシオアユ、遡上をせず、一生を海水と淡水の狭間で生きる選択をした鮎たちです。
河口付近でも餌となる綺麗な苔が豊富に育っている結果の生態系です。
画像の濁っている下半分が海水、上の澄んでいる部分が淡水です。
そして、朗報です!!
NHKの「さわやか自然百景」で尾鷲の海が紹介されることになりました。
現在ロケを継続中で、順調ならこの11月頃の放送予定です。日本水中映像の皆さんには、たいへんお世話になっています。
東紀州の海としては、初の本格ドキュメンタリー番組となり嬉しい限りです。
それでは東紀州の海と川で皆様のお越しをお待ちしております。
虹色の打ち上げ花火
コロナ渦の第二波が広がってきているようで、尾鷲周辺でも感染者が出始めています。
花火大会などのイベントも中止となり、再び緊張したムードが戻りつつあります。
早く平和な日常が戻ることを願っております。
さて、尾鷲シードリームの対岸元行野では、ニシキベラの集団産卵が見頃を迎えています。
その様子は夏の夜空の打ち上げ花火のようです。
いつもは単独で見かけるニシキベラですが、大潮が近づいてくると、どこからか同じ場所に集まってきて、大迫力の群れ群れ状態になります。
1枚目の写真をご覧下さい。
先頭を行くベラのお腹をよく見ると、大きく膨らんでいます。
その雌ベラに群がるように、たくさんの雄ベラ達が追っているのです。
そして、その群れが徐々に大きな玉になり、
一気に上方へ昇って行きます。
そして、次の瞬間、更に加速したかと思うと、白い卵と精子が頭上に拡がります。
それはまるで、夏の夜空の打ち上げ花火を見ているようです。
撮影当日の透視度が3mくらいのため不鮮明で、残念・・・
今年の夏はコロナで、花火大会も中止になっているかと思います。
ぜひ、尾鷲にベラの打ち上げ花火の観覧にお越し下さいませ。
ウミヒルモの開花宣言
先日、流行りのZOOM ライブに初参加させて頂きました。
ふらら日和の八木さんに、設定を助けてもらって無事に参加、その後に我らの雄輔部長が参加するオーシャナライブにも参加、新しい時代の到来を感じさせて貰いました。
さて、今年もヤマトウミヒルモが順調に顔を覗かせて、見渡す限りグリーンの草原になってきました
また、大人気の水中花もたくさん開花して、6月中旬現在で、ざっと見ても20個は確認できています。
その花や葉っぱに小さな幼魚が絡んでいるので、垂涎のシチュエーションで撮影できますよ。
続いて奇跡の清流、銚子川の情報です。
先月号にお伝えした、ナガレヒキガエルのその後、6月のXデー、一斉上陸の観察に行ってきました。
わずか2日間で一気に森に向かって歩き始めます。
上陸後の最大の敵は強烈な日差し、熱くなった石の上で焼け死ぬことも。
無事に森にたどり着くのは、ごく僅かです。
小さな生き物ですが、彼らの生き様に感動をもらいました。
また、大きく成長して、清流に還って来ることでしょう。
それでは、水中花が満開の尾鷲で皆様のお越しをお待ちしております。
営業再開のお知らせ
長かったStay home、お疲れ様でした!!
そして、引き続き自粛エリアの皆様、心より応援を申し上げます。
ホームの尾鷲シードリームは、5月末から営業再開となりました。梶賀ダイビングサービスは、引き続き自粛中となっております。
さて、この1ヶ月は海もリサーチすらできる雰囲気ではなく、時々、銚子川の様子を見にいく程度でした。海の写真がアップできなくて、すみません。
先月号でお伝えしたアカハライモリと、ナガレヒキガエルのその後です。
渓流の水温が20℃になり、イモリの卵も順調に育ってきました。
そして、孵化へと向かいます。
こちらが孵化直後のイモリ幼生です。まだ四肢は無く、オタマジャクシのような姿です。
外部に露出したエラが特徴で、小さい頃は、親イモリに捕食される可能性が高く、落ち葉の下などに身を潜めています。
次に森の番人ナガレヒキガエルの幼生達のその後。
オタマ達は渓流の中しがみつき、大きく成長してきました。
いよいよ変態が始まり、後肢が確認できます。
6月には完全に変態して、上陸が始まります。
その後カエルの子供たちは、新たな試練を迎えます
それでは、ワクチンが開発され接種までの間は、新しいダイビングスタイルでCovid-19と上手に付き合って参りましょう。
営業再開の尾鷲シードリームで、皆様のお越しをお待ちしております。
ニュージェネレーション
Stay home !!
ホームの尾鷲、梶賀の店舗は休業中です。
こちらの地域でも、釣り、登山、キャンプ、波乗りなど全て自粛、田舎で医療規模が小さく、お年寄りが多い地域なので、普段には無いピリピリした空気を感じます。早く平穏な雰囲気が戻って欲しいです。
さて、清流の銚子川では、次世代へのバトンタッチが最盛期を迎えています。
森の番人、ナガレヒキガエル幼生の孵化。
生き残りをかけた、壮絶なドラマが繰り広げられています。今回も両生類が苦手な方は、ご注意くださいませ。
先日まで蛙で溢れていた渓流、蛙たちの姿はどこにもなく、親蛙の亡骸が・・・
大きさから見て、産卵後に力尽きた母蛙です。
そして、その側にはニュージェネレーション達が、まさに誕生の真っ最中でした。
蛙の寿命は20年くらいで、若い蛙は産卵後、陸に上がり春眠に入ります。
孵化後の幼生(オタマジャクシ)は、しばらく卵塊にしがみついて暮らします。
孵化したばかりの幼生は、まるで人間の胎児にそっくり。
更に孵化が進むと、こんな感じに。3密を通り越していますね。(笑)
更に一週間くらい経つと、ナガレヒキガエルの名前の通り、渓流の流れに逆らって暮らし始めます。
そして、生き残るのは1%以下という厳しい世界が待ち受けています。
次に、カエルと入れ替わるように、アカハライモリが繁殖活動を始めました。
ブルーの婚姻色が美しい雄の個体。
こちらが産みたての卵。
彼らは厳しい自然と生き残りをかけて闘っています。
我々人類も知力を結集して、ウイルスとの闘いに勝利して、来年の春は、のんびりとお花見ができたらいいですね!!
僕たちに今できる事は、Stay home !! ですね。
ガイドのつぶやき
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- 真鶴半島・湯河原から
- 伊豆半島・伊東から
- 伊豆半島・川奈から
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