キホウボウ科の幼魚
ゴウカイの原稿は渡して出てきたつもりだったが、まだだった。
また神崎さんに怒られる。すすすま==ーン。
今、山口県の青海島で撮影中。
この半年程、デスクワークを集中してやっていたので、ダメラマンの僕だ。きのうで6日目なのでやっと撮影ができる体と心になってきた。
青海島の浮遊系生物は、かなり撮影がむずかしいし、チビな生物が多いので老眼のダメラマンでは、歯が立たない。
さて、登場したのは約5mmのキホウボウ科の幼魚らしい。必死こいて、中村コウジ氏と体をぶつけ合いながら撮影した。
神だのみ撮影方となずけるしかない、確率の悪いものもデジタルカメラだと、けっこうすんなり撮れる時代である。
案内を頼むのは、神の目 シーアゲインの笹川さん。
撮影方は、神頼みの結果である。
世の中なんとかなるらしい。
アヤトリカクレエビ
擬態の特集をやりたいと言われて、いろいろ写真を見てみた。小エビ類って奴は、隠れて生き抜くしかないので、すごいやつが多いね=アヤトリカクレエビはいかにも擬態にぴったりの奴だ。
擬態の写真で難しいのは、あまりにわかりにくいと、意味がなくなる所だ。このわかりやすさ、わかりにくさは人それぞれだし、まったく海のことを知らない人とか子供にも見せるわけで、さじ加減が難しい。本の中で使う大きさや、印刷のレベルでもかわってしまうので、結局どこがいいのかわからないのだ。
このところ1ヶ月以上東京にいる。夜も昼もなく1年分の仕事しちゃえ攻撃だ。「たくさんのふしぎ」も完成。結局編集に2年かかった。5月後半に本屋に列ぶけど、アマゾンで買えます。ギンポの野望がみのった。大人向きの日本のギンポの図鑑機能もついた本が作りたい。あと何種か残ってるけど。
あそうそう、今のニュートンに知床の魚という特集が出てるので、ヒマなら見てね。まーそんなに珍しい魚でなくて、少しラッキーなら見れる魚でやりました。普段着の知床かな。
先日パパラギの親分の武元さんが、急に訪ねてきて、店でスライドショーをやることになった。すでに3日続けてやって、あと1カ所。
やけに健やかに写っている自分の写真。誇大広告ぎみである。
本当はパパラギのガイドさんの年1回の自分達の講習会でもやるはずだったが、雪が降って伊豆から動けなくなり、キャンセルした。50人のガイドさんがいるというので楽しみにしていたのだけど。みんな休みの日にも潜りいく人が多いそうだし、いろんな出身地の人から情報を仕入れようと思っていたので残念だ。
いや=ここ2ヶ月デスクワークのみ。体がなまって心配だが、もうすぐ旅に出る予定だ。青海島、瀬戸内海、四国、南紀といきたいが、2ヶ月はいるかな。
サーモスのコーヒーメーカー
前にサーモスのカップを紹介したが、相当長い時間,暖かいものも冷たいものもおいしく飲めるので、コーヒーメーカー自体サーモスのがいいんじゃないということで、ポチしたのがこいつ。
ガラス製の安いのより高いけど、割れないからずっと使えるし電気で温めるやつは、電気無駄だし、煮詰まって飲めないわけで合理的。お店の人なんかかなりいいんじゃないかな。でかいのもあるし・・・。
早く発売してくれないかと思うのが、ホンダの電気バイク。これ折り畳めるようだし、キャンピングカーに載せたらいいな=昔あった,中村こうじ氏が持ってるモトコンポの今な奴。はよ出さんかい!安く・・・。
ところで、我が家のプリウス、21Km/Lぐらいのようだ。うーーん、ほとんどただに感じる。5年後は電気自動車だろうな。
シムなんとかって会社が350km走れる電気自動車を発売したらしい。テクノロジーの進化はすごいし楽しい。それが直接人間を幸せにするわけではないけど。
話は変わるが、進化できないのは人間か。相変わらず、非科学的な非経済学的な原発の話しか出てこない。経済界賛成、一般人反対みたいな。
どのくらい電気不足なのかもわからない。電気代上がると失業者が増えるだろうけど、とりあえず、最低限、日本で安全そうな原発を数個動かして、出来る範囲で節約と自然エネルギーに代えるとか、まともな議論ってないのかな。数個なら強化もしやすいだろうに。元々安全なわけじゃないんだから。損害は金の面だけでも5兆ぐらいなのかな。太陽光パネルが1軒分100万で付くね。5兆まとめ買いしたら、そうすると500万軒の家に付くな。
キャンピングカーで太陽光パネルを使ってると、限界と素晴らしさの両方感じるけど、あとちょっと電池がよくて安くなればね=耐久性の問題あるけど、なんせ1度付けちゃえばあとは、ただ。電子レンジとかは無理だけど、テレビとかパソコンはかなりいけるよ。今までの電力と併用をうまくすると、かなりいけるのにね。
地元自治体が賛成してくれる所から動かそうとしてるんだろうけど、非科学的で政治的だね。リスクの高い所とかでも関係なくいくんだろうね。所詮人間が評価するとはいえ、それでもまともな評価うんぬんより、できるところからってのが、1番やばいよね。
工場や病院や、なにやらはホント大変だろうけど、家庭なんか多少停電したって、慣れればたいしたことないんだから。今はどうかしらんけど、昔取材したところなんて、当たり前に停電してたもんな。時間読んで電池の充電しなきゃだね。小学校にクーラーの時代だから、まー贅沢だよね。熱中症で危ないからかね。原発の方が危ないけど。
名前は・・・
本部で撮影したカニだ。名前は忘れた。
ファイブオーシャンのガイド、トモが教えてくれたヤツだが、体中に海藻を付けている。よく海底に生えている茶色の奴が枯れると白くなる。動かないとまったくわからない系の奴で、伊豆にもよく似た奴がいる。魚中心にしばらくやっていたら、カニの名前なんか軒並み忘れているから、だいぶ脳が軟化しているかな。カニ君達、実にいろいろな技を持っているので1度まとめてみようなどと、この文を書きながら思っている。そういうわけで、全国のガイド様、おもろい奴がいたら、ぜひ教えてくれ!
志津川の佐藤 ナガアキ夫妻が、川奈の八木ちゃんの所に、ダンゴウオのスペシャリティーコースをやりに来た。我が家に宿泊中である。今は北海道にいて、とりあえず、函館付近で店を始めるそうなので、北海道はダンゴの仲間が多いので、ぜひ訪ねてみよう。去年も行ったけど。
今月の最後に、パパラギさんに頼まれて、50人程のガイドさんに向けスライドトークをする。50人もガイドさんがいるのもすごいが、こんだけいるといろんな地方から来ている人もいるだろうから、各人の地元の海の話が聞けるのでは?と楽しみにしている。
オオカミウオの幼魚
北海道 羅臼の取材で撮影できたオオカミウオの幼魚だ。といっても30cmぐらいある。
1度は見てみたいと思っていたが、8月の最後ではまだ早いということだった。
ま〜ひまもあるし、一人でどの辺に出る可能性が高いのかを関さん達に聞いて、泳いでいったわけだ。日頃の行いが、いいわけでもない私だが、幸運と不幸はいつやってくるかわからない。出ちゃったもんね〜〜!去年だけど、最初の個体だそうだ。
幸運に感謝しつつ、この子を眺めてみると、もっと小さな個体だと、ヒレのオレンジがつよそうだななどと想像がつく。この後、さらに探索するも発見できずに2時間も潜ってしまった。
オオカミウオは知床側で、つがいの写真を撮ったことがある。産卵後雄が卵を守ることで有名だ。孵化した子供達が、どこに行くかわかっていない。子供だから、そのまま浅い所で発見されてもいいようなきもするが、不明だ。関さんにどのサイズまで確認できるか聞いてみると、小さくてもこの写真より若干小さいものが、9月頃見られるだけだという。
いったいどこにいるのだろう? オレンジがめちゃ強い小さな子供、出会ってみたいものである。
この子、顔からすると意外と怖がりで、カメラを向けると逃げ回っていたが、たまたまヒトデの所を通りがかると、逃げるのも忘れて、バクっといってくれた。
僕って、相当、普段の行いが正しいに違いない。
ラウスカジカ
あけまして、おめでとうございます。
みなさん、今年もよろしく。
写真はラウスカジカ。羅臼で撮影した。知床にもいたけど。北の魚はホント素人とはいえ、こんな奴がいたんだね。
地味な魚が多い北の海の印象だけど。かなり顔なんか派手。でも個体によっては、もっと地味。ついでにこいつの幼魚も撮れた。また北海道もいかなきゃだね。
去年は本当に,悲劇的にひどい年だった。大震災に原発事故。こんなひどいことが、生きてるうちに起きるとは思わなかった。
個人的体験としては、放火で家が燃えたこともあるし、窃盗団に新車のランクルをかっぱらわれたり、ハワイでレンタカーごと、器材ほとんど盗まれたりしたけど、あんまりめげずに生きてきた。家が燃えたときは1週間で片付けて、小笠原に潜りに行き,友人達にあきれられたりした。まー人生いろいろあるから生きてれば良しというのが、座右の銘だ。
だが、今年の出来事は、次元が違った。心が折れたって感じだった。
幸い東北の友人は皆無事だったし、宮城の佐藤夫婦とは、その後北海道で潜ったし、伊豆のうちにも遊びにきてくれたけど。
津波のあの、凄まじい映像を自分は安全な場所で見ているのに心が折れた気がした。
そして原発だ。水素爆発しているのに、なかなか逃げない人達や、避難指示の遅い政府。そして安全,安全というマスコミにも、イライラして、普通の気分ではいられなかった。
本当のことなんか、過去のデータの少なさから見て、誰にもわかるわけないのに。風評被害だなんて決めつけられるのか。よくいえると思う。
スピーディーは早くから、ドイツのHPで見れたし、メルトダウンしてると最初からいわれてたし、核が暴走して爆発すると、被爆圏は300から500kmとアメリカの研究者は当初からいっていた。ネットの威力はすごい。
あとから出てくる話は,全部その通りだった。
いろんな国いってきて、日本と日本人が好きなんだけど、ホントに自分の国に、こんなにがっかりしたことはない。
お国などというものをあてにしてたら、ホントひどい目にあうよな〜
辛気臭い話になったが、今まであんまり書いたり言ったりしないようにしてたから2011年の最後に書いておこう。出るの新年だけど。
大きな買い物
節電に協力するなどという、えらそうな発想でなく、東京電力にむかつくので節電しなきゃ〜原発1個でも少ないほうがいいし。だが、もともとケチで、我が家はそれなりに節電しているタイプ。クーラーもあんまり使わんし。ストーブよりコタツだし。
ま〜蛍光灯→LEDぐらいか。みんなが節電に努力で、売れる量が増えたせいか、あっというまに、前に買ったときよりめちゃ安くなっていた。全員がLEDにしたら原発何個へるとか、データでないかね。
350ルーメンなんて700円割れ。電気代計算シュミレーターで計算するとこれはすぐにあうのだから、家2戸分で数十個買った。キャンピングカーではLED常識だけど、高いから少しずつ切れたとこから代えてたけど、今回まとめてやりました。
次に大きな買い物は、車。9年経ったパジュロから、プリウスへ。どいつもこいつも、プリウスか〜なんて非難めいた感じでいたのに。
まじで計算すると、東京→伊豆が、6L 1000円以下って、偉くね〜!!
パジュロの3倍以上の燃費。4倍かも。
キャンピングカーがあるから、足車は極力金かかんね=方がいいということで選んでいくと、プリウスになった。
というわけで、選択の理由からも1番安い奴を選ぶと、なんやかや要らないものが付いてないので、シンプルでとてもいい。
空力も装備も、とにかく燃費がよけりゃいいと作られた車なので、目的はひとつなわけで、その割り切りがいっそいさぎよいし、デザイン的にも、外観も内装もシンプルだ。
飾りは元々好きな方ではない。何か目的のはっきりした機械ってキレイだ。日本製のものって、ちょっと飾りすぎってものが多いので、画面整理が職業の僕的には合わないものも多い。
それをねらっての無印良品なんだけど、無印良品ってブランドものみたいに高い。そこいくと、プリウスは安い所が偉い。もののわりに安いという印象だ。
さてプリウスには、プリウスマニアというサイトがあって、燃費追求に命をかけた猛者達が色々話している。日常的にエコラン競争をしていて、僕はついていけないが、燃費何キロでました=とかすごい世界だ。昔は時速何キロでました^だったんだけど。
車好きの僕は、つまんねー車ばかりのトヨタってあたまがあった、アンチトヨタ(1番でかいし)。でもさ、ハイブリッドつくったのは偉い。スティーブジョブスに負けないイノベーションだ。もう15年も前にできてんだもんね。
自然にかかわるカメラマンはエコじゃなきゃね〜〜〜なんて死んでもいわないし、いえないけど、ガソリン食わないのはありがたいし、なにより作った人達を尊敬できる。
年甲斐もなく、きゃ〜^電気だけで走ってる!
なんてもりあがるが、今や電気自動車も僕らが買える値段で売ってる。5年前には想像さえできなかった。技術の進歩は本当にすごい。
人間はなかなか進歩しないけど。
フサギンポの幼魚
先月、北の海のスター、フサギンポを登場させた。久しぶりに北海道で、幼魚図鑑に使えるスター2世を探したのはいうまでもない。これが意外に多くて、成長段階も5パターンぐらい撮れたからうれしい。その中でも1番小さなやつがこれ。7cmぐらいだったかな・・・
バリ島のお面を思わせるこいつは、水深2m程の海底の石の上にちょこんといた。
だいたいは、石のすきまにいるようなので、ラッキーである。見つけた時、かたまったね。フリーズだ!
その他オオカミウオの子供とか、アツモリウオの子供とか、楽しい日々であった。短い夏の北海道は、外は暑い、水は冷たいで、ドライスーツだから、汗で大変だったけど。
だが、羅臼の撮影で1番大変なのは、この写真左下にある海藻。ウルシグサ。こいつが大量にそこらじゅうに、切れて漂っているのだ。ファインダーを覗いていて、被写体手前に漂っていると、人間の素晴らしい目と違い、ピントがないので気づかないわけだ。
まー大量に写真がダメになるポジだったら撮影枚数が限られるから、実際失うものが多かったはずだ。時間を多少ずらしながら、大量に撮影することのできるデジタルだから損害少ないけど。
というわけでこの海藻、カメラマンの間では、ウルセグサと呼ばれている。ホントか?
ちなみに、こいつを乾燥させると、亜硫酸ガスかなんかが出るそうで、ポンと部屋の隅になにげて置くと、おだぶつになる危険な奴なのだという。
こんなん、あるんですね。自然界には。ウルシグサ殺人事件とか、TVドラマになりそうな・・・
Macbayセット
1ヶ月もロケして、バカバカ撮りまくると、写真の整理が大変だ。家にもどってからやろうなんて考えたら、ほとんど無理。たいして忙しい人間ではないけど、1ヶ月とか出てると、東京にもどると多少はしごとがあるし。というわけで、でんでん虫2号の中でなるべく整理を進めたい。
が、Mac Book Pro corei7とか言ったって、5D mk2のデータはなかなか重い。家のは8coreのCPUに16Gのメモリだし。
そんなわけで、近頃はやりなSSD化に挑戦。
選んだのはこれ。秋葉館で、必要なもののセットで売っている。
調べてみると、1年ちょい前に買った僕のノートはSATA2で、このSSDはSATA3規格。僕のではこいつの能力を全部は生かせないけど、まー次のにも使えるか。というかすでにSATA2のなんか売ってない。変化早すぎだぜ。
CDドライブを外して、マウントに組み込んで入れる。
左下がSSD、その上がHD。ノートの中に2台の記憶装置があるのは、写真のバックアップ上もありがたい。ハイブリッドなPCに出世。
取り付け方は、写真入りでネット上で見つけられる。ありがたい時代だ。
SSDにはアプリと、新しく撮影した写真をいれて整理。整理したものは、HDと外付けHDにいれる。
画像の読み込み速度が速いので、まるでデスクのようにサクサクと動いてくれる。中でもピントの確認作業が速いので、3時間→1時間で仕事ができそうだ。
撮影に行って、1番辛い仕事が速くなると、幸せ度UP。
ブータンyoshinoになれたのであった。さいこ〜〜^^
フサギンポ
久方ぶりに北海道に行ってきた。
随分会ってない知床半島、羅臼の関さんや、志津川から一時避難中の佐藤 ナガアキ夫妻とも、現在彼らが活動中の函館のそばの臼尻という所で潜ってきた。
旧交を暖めながらの旅も楽しい。旧交といえば、魚関係ではコイツ。フサギンポ君だ。
羅臼の海底25mで関さんが撮ります?って聞いてくれた。
今まで随分撮影してきたが、撮らないわけにはいかんでしょ!という魅力的なキャラである。
頭の幅15cmあるから大迫力。コケギンポのおかしさに似るが、分類上は異なる。好奇心も強い魚で,時にはむこうから近づいてくる可愛い奴だ。
まーこんな奴がいるから、北の海にも潜るわけだ。今回はこいつの幼魚を探しに行った。
来月にしよう。
ハダカゾウクラゲ
伊豆の我が家に,佐藤ナガアキ夫妻がきている。
いつもの調子で飲んでいたら、締め切りが頭から飛んでいて、ゴウカイクラブも遅れてでることになった。ハハ!
スンマセン、、、しくしく、、
さて、急いで書かなければいかんので、またまた青海島の写真。ハダカゾウクラゲである。
浮遊性の貝の仲間で、クラゲではないが、いやまーホントにゾウさん顔だ。なるべくゾウさんに見えるように撮影したのだが、まーいいイメージ。こんな奴だが、けっこう速く泳ぐ。
こいつには、シッポの生えた、通称だが、完全体みたいな奴もいてこっちは、もっと速い。まーおもしろい奴らがいるもんである。
取り急ぎ、、、って、仕事のメールじゃないけど、パニックになり、取り急だ今月である。
ナメダンゴの幼魚 1cmない
5月中旬に、中村 宏治氏と始まったツアー。
柏島→青海島から九州へ、帰りがけに富山で潜り1回伊豆に戻ったが、今度は阿部 秀樹氏と山形→秋田から北海道1周の旅。順序よく.お世話になった方々込みで、海を紹介せねばならないが、北海道から一気に戻る途中に締め切りがきたので、面倒だ!
今回は詳しい話は抜きで、このナメダンゴ君の写真1枚でいこう!
まずいかな〜〜という、僕の今の気分にぴったりの表情が撮れてないだろうか?
羅臼の関さんが、水深25mで教えてくれた可愛い奴。暗い北の海底で、老眼の私めにはきつい被写体。必死でファインダーを覗いている、変なおやじを、ちらみした瞬間である。
3ヶ月ちょいで10,000Km走り、干潟の撮影などを入れて13カ所を取材。ウエイト16Kgの北の撮影はやっぱり大変だけど、こういう可愛い奴とか変な顔した奴とか多くておもしろかったです。
オオカズナギのケンカ
ただ今、日本海を北上しながら潜り、北海道の臼尻の北海道大学臼尻実験所に来ている。
阿部 秀樹氏と、宮城の佐藤 長明と落ち合った。
明日はスライドショーもしなくちゃだし、忙しい。
さて今月もまた、山口県青海島。
コウジさん曰く、こいつを見るために世界からダイバーが来てもおかしくない、オオカズナギのケンカです。
まーー大きな口です。魚はでか口が多いけど、こいつは次元が違うわい!
雄と雄のケンカです。小さい方が負けて、巣穴から出ていってしまいました。
雌同士もやります。
で、これが雄と雌の求愛ですが、ケンカに似てます。
本人達には、違うんでしょうね〜〜
口がでかいと、雌に気にいられるんでしょうか。
青海島 第2弾
先月号で出した、オオタルマワシ。卵つきでわからない。
残念だった。そして10日ほどいたここも、いよいよ移動というその日の午前中は,期待の浮遊物はなく、あーダメかーと思った。
そして最終ダイブ、笹川さんに、オオタルマワシだせー!
見つけろー!と無理お難題をふっかけたのである。
ダイビングも最終段階になったころ、笹川氏のいつも以上にすばやい動きに確信!そうです、最終ダイブの最終場面で登場!
なんという引きの強い私! 天才か〜〜! 天災か==
それがこれ。
エイリアンのモデルになったというより、そのままじゃん。上にむかう腕?はサルパをさして押さえてる感じ。尾の部分をエビのようにして、かなり早く泳ぐのであった。けっこう撮りにくいよ。
正面 赤い部分はなんだろう?なんかの感覚器かな?
目は多分もう少し下の黒い奴かな・・・。
そして、宇宙船を操るイメージの写真がこれ。なんかすごいやつ。実際かなり速い。
もともとダイビングなんて,宇宙旅行みたいなもんだけど、こいつら見てると心は完全に、SF的空間にはいりこんでしまう。1年ぐらいはいりこんだらもう,社会にかえってこれないなー
とまだまだ青海島では、戦果があったが、眠いのでこのへんで・・・。
我々が去った後、浮遊形はとんと出なくなったそうである。
いやー九州にコウジさんと向かいつつ、まさか、大量に出てないだろうな=と二人でシーアゲインのHPをチェックしていたのである。
フォーカシングライト
今回は梅雨ということもあり、透明度も悪かったり、暗かったりで老眼のじじいは大変だった。1cmないような浮遊形の奴にピントを合わせるのはも〜〜無理==とかいいつつ、がんばってみました。ポジじゃー無理だったな。
そこで、本日、イノンの井上君と話して、フォーカシングライトの強化策を決定。
LE550-Wを,1台に2本使うことにしたのだ。
こりゃー強力。。生き物には、迷惑そうだが、、買う部品これと。
下の部品が、Zジョイントという部品(HPで写真はでてないようだ)
一見似てるけど、今まで使ってたこれ、シングルライトホルダーLEの下の部分は使えないのだそうで、悲しい。
おまけに1台に2本のLEライトを使うと、水中重量の増加はバカにならんので、こいつも買ってみた。メガフロートアーム。
どうも井上君の陰謀にひっかかったようだ。
まだシルバーでは無いけど、シルバー割引欲しいな。航空会社も映画館も、世の中シルバーは、優遇されている。
これで、ピント外したら、問題だな==
サメハダホウズキイカ
今、山口県の青海島に来ている。
中村 コウジ氏と阿部 秀樹氏と3人で、柏島で合流して、やってきた。
コウジさんが、なんか震災の影響で、元気がなくなっちゃいけないということで、ボランティアで日本のいろいろな所でスライドショウをやって回っているのに、参加したのだ。
まー素晴らしい?スライドショウの3連発! だといいのだが・・・。
阿部ちゃんは1回地元に戻り、コウジさんとこの先九州まで行く予定である。二人ともキャンピングカーなので、便利である。
さて、青海島。ちょっと特殊な所である。この時期、海底から湧き上がる潮に乗って、多くの浮遊生物が見られる。
中でも貴重な種に幸運にも出逢えた。
コウジさんの友人のオーストラリアのイカ、タコ学者の中では、野生をとらえたのは、世界初という程なのだが、青海島に来ているダイバーの人達は、けっこう撮影しているのだ。少し深い所に住むイカ君だ。
青海島おそるべし! それは、サメハダホウズキイカ。
真ん中にあるのは、肝臓。
興奮すると膨らむ、超笑える。
色が変わって、サメハダが目立つ。他にも秘密のあるイカだが、それはそのうち・・・。
100k超級のコウジさんと、イカ、タコおたくの阿部ちゃんと僕に囲まれてムカツク、イカの図。こりゃ〜ウザイわな。
お世話になっているのは、シーアゲインの笹川さん。山口市のショップから毎日来て、ガイドしてくれている。
お手伝いしてくれているのが、かりゆし青海島のクミちゃん。
ちなみに巨匠の頭はハレーションしている。
長い間の憧れ、オオタルマワシにも逢えた!
なんてったって、かの有名なエイリアンのモデル様である。
最初は卵を持ってるなんて、僕ってラッキーとか思ったけど、撮影してみると、体の形がわかりにくくて、エイリアンらしくない、ガク。
ま〜まだまだ時間はある。
ナントカ カントカ カメガイもかっこいい。
名前は聞いたが忘れた。また笹川さんに聞いてみよう。さすがに浮遊生物にくわしい彼だ。
オオトガリズキンウミミノ。舌をかみそうな名前で、50すぎると覚えにくい。
上が頭で、下の方は、ガキガキとんがっていて、ブキミなすごさ!
浮遊していて、くらげでヒトヤスミ。ジェリーフィシュ ライダーズである。
まるで、エイリアンの世界に迷い込んだような日々である。まだ2日だけど。
これはエイリアンズという写真集にするしかあるまい!
笹川さん曰く、我々3人ウロウロダイバーズは、相当ひきが強いようだ。3人あわせると、潜水歴100年だからね。がはは!
阿部ちゃんが地元に戻り、仕事するなどと帰ったら、今度はコウイカの産卵。おまけに♂同士のケンカとか全部撮れたので、帰った阿部ちゃん宛にいい写真をさっそくメールして、思いっきり後ろ髪をひっぱった。
俺のがデカイ!と争う♂2匹である。(下ネタではない)
いつかはハイマー
左が我が愛車、ユーロピオ3。2年で200泊したので家みたいなもんである。
右がおそれおおくも、かしこくも、オートキャンパー憧れのハイマー様、中村 コウジ氏の愛車である。はっきりいって、すごくいい。
「いつかはハイマー」という言葉があるくらいで、キャンピングカーの世界ではこれ以上は無い。いつかはなんて言ってると、死んじまうかも知れないので、俺も買うことに決めた。いつかは、ではなくてね。
アクシデント
小さなアクシデントです。たまたま近づいてきた魚に、一瞬ひるんだヒトスジギンポくん。別に捕食魚でもないのに、慌てているのが笑える。
ラシーのUSBメモリー
ラシーのUSBメモリーです。
3000円ほど。8Gのわりに高いけどデザインで買ってしまった。
仕事でデータを持ち歩く時の予備データ入れとしては、キーホルダーにつけられるのは、けっこう便利ですが、そんなことより、やっぱアイデアですね。
無理しても笑おう!
とんでもないことが起こった。
東北にも友人がけっこういて、ダイビングの世界でいえば、志津川の佐藤夫妻が代表だ。先日彼の家の横に車を停めて、取材していたばかりだったのに・・・
しばらくして、彼も彼の家族もスタッフも無事ということがわかり、ほっとしたけど。志津川は、津波の被害も受けている所で、町中にチリ地震のときに来た波の高さのマークがあるような町だから、きっとみんな無事だとか、信じようとしてたけど、あのヘリコプターから映された、波の映像をテレビで見たときは、心が折れた。
佐藤家だけでなく、他の友人達も無事であったけど、もうこれ以上書いてもみんな同じ気分だろうから、やめよう。
佐藤夫妻は今スタッフも一緒に北海道で、元気である。電話では、まー我が家も、長い間ではあるけど、放火で燃えたり、車かっぱらわれたり、カメラもまとめて盗まれたり、いろんなことがあったけど、生きてるし。
生きてれば、なんとかなる。
ヒトスジギンポの本、今製作中だが、楽しい気分になれなくて、難しいな〜
ウミウシのカレンダーもできることになった。落ち込んでてもしょうがないので、まー自分の仕事に集中しよう。
ホンフサアンコウ
今琵琶湖の畔にいる。琵琶湖に潜るわけではなくて、単なる野暮用だけど。
さて2月には、ショッキングなニュースが、大瀬崎であった。なんと、チョウチンアンコウが登場したのだ。
昔わがゴウカイの仲間の鉄ちゃんの三保に登場したことがあり、そんなこともあるのだと、びっくりしたものだが、再びである。
まー僕は見たわけではないが、友人の写真をみせてもらった。
大瀬崎では、毎年5月ごろに、深いところの水が水面にあがってくるので、クラゲに混じってアンコウの幼魚が見られる。
何かその様な、水の動きなので、スノーケリングで沖を流していた人が、見つけてきたそうである。
ごくろうさん!
そして、ありがとう!って人が沢山いるようだ。
寒い時期って、夏より魚は少ないけど、こういう大事件が起こるのは、冬が多いよねー
マー真面目に、海に通ってる人への、ボーナスかね。
俺は実社会でも、海でもボーナスなしかーー!残念
ショウガナイノデ、ホンフサアンコウだーー!
確か冬の海洋公園で、45m、友人の修ちゃんが教えてくれたおかげで、撮れた1枚です。
真空断熱マグカップ サーモス
アマゾンで1000円 送料無料だから、すごいぜアマゾン!
キャンピングカーで、冬旅をしていると、コーヒーがすぐに冷めてしまう。天気がいいと外で飲んだりするので、なおさら早くて美味しいコーヒーが勿体ないので、買ってみたらーーー
こりゃーすごい。プラスチックの似たやつも持っていてナカナカの優れものだったけど、こいつは、本物の魔法瓶。
同じ構造だから、当たり前だが・・・
気に入ったので自宅用も買った。そんでもって、うちに打合せで来るお客さんは、見ていると、話しが一段落するまで飲まない人が多く、冷めてしまうなーーって感じてたのでお客さん用も買い足した。車用とか、なんだかんだで7個。散財・・・
だけど、1〜2時間は,暖かいのみものを楽しめる。当然ながら,氷を入れたものも、溶けないので長い時間、美味しく飲める。ステンレス製。
かなりいいよーー
ヒトスジギンポ
ヒトスジギンポの本を製作中だと前にも書いたけどその撮影のために、水納島にずいぶん潜った。
朝からヒトスジギンポだけ追っかけていると、意外なことに沢山ぶつかる。ま〜人間としては、僕は沢山潜っている方だろうしそれなりに魚も見てるし、諸先輩の作った映像も見てる方だけど、実際にやってみると頭で思っていたことと事実というのは違うもんだ。へ〜〜ってなるわけで、それが面白くていつまでも同じことをやっているのだろう。
なんかの映画風にいうと、事件は現場で起こってるのだ〜〜!!
さてこの写真、皆さんにはどう見えるだろうか。小ぶりではあるが、エソ君(魚を食べる)が,僕が観察していたヒトスジ君に近づいてきた所である。
彼の反応は? ワクワク、ドキドキ
ツノ折れくんは逃げるだろうか?
エソは狙うだろうか?
食われるか?
この年、僕が追いかけていた主人公で、頭にあるツノが1本、かじられたのか短くて個体識別できるので、ツノ折れくんと名づけて、僕の本の主人公にした彼なのである。
エソに食われたら、しゃれにならん。仕事が終わってしまう可能性すらあるわけで、そういう意味でもガクガク、ブルブルである。
は〜〜〜
実は何の反応も緊張も2匹の間には、起こらなかった。この後エソ君が少し動いても、ツノ折れくんが動いてもお互いに無視である。眼中になし・・・
ずっと、ヒトスジギンポを見続けて、ウンコする瞬間を撮影するためにその動きの中から、かれがウンコする前の予兆さえ感じ取り、準備をして撮影に成功した。そのぐらい細かい彼の動きも読めるようになり、ウンコマスターじゃない、ギンポマスターへの道を辿る私めがいうのである〜。
エソ君はやはり、上空の獲物を狙うようにできてるのかも知れない。エソはなんでも狙うと思い込んでいただけのようである。
ホント,思い込みと常識は禁物である。あんまり知る必要の無いことだけど、意外なことって,楽しいね。
ピポ,ピポ、、ピポ、、、事件は現場で起こっているのだ〜
フレックススキャン 24インチ
今年は年始からツキが無い。正月開けから伊豆の我が家の暖炉の煙突のカバーが外れだして、これが飛ぶと、雨が降ったら暖炉の中に水が入る状態で、高さがあってとても自分で手を出せる状態じゃないし。
伊豆から帰った明くる朝、車のタイヤがぺしゃんこ。釘を拾ってパンクである。何十年ぶりだ。スペアに換えてオートバックスに行くと、責任が持てないのだろう。ここまでくると、交換したほうがいい、と。
換えたばっかり、2ヶ月で新品タイヤがおしゃか、高速のバーストが怖いし一金24,000円。シクシク、俺が何したってんだ! 地道に,正しく生きてるだけなのに==
東京に戻って、PCを立ち上げるとモニターに信号が来ない。
しょうがないので、新しいモニターを注文したら、確認したはずのモニターとPCを繋ぐアダプターが不安定なだけだとわかった。
で、来たモニターがこれ。友人のプロに決めてもらった奴。フレックススキャン 24インチ。
このIPSパネルというのが優れもんで、1クラス上のカラーエッジシリーズ20万以上のものと同じだそうだ。
Adobe RGBも98%って、実質カバーといっていいモニターが85,000円で買える時代なんだね。この値段なら、アマチュアの人にも高いとはいえ薦められる値段だね。20万以上する奴は自動でキャリブレーションする機能もあるけど、パネルは同じ。彼が言うには、このモニター色の狂いも少ないので、これで十分とのことである。こんなの少し前なら50万じゃん。このモニターくるっと廻して、縦にできるので縦カットも大きく見えるのもいい。
で、マックのモニターはセカンドモニターにした。右のモニターの上にのるのはマイク&TVカメラ、スカイプ用である。これでテレビ電話してると、自分の顔がどう映るかが、モニターに出るんだけど、人相が悪いかも・・・カメラの解像度が悪いせいである。
ゴウカイのみんなで、スカイプのインターネット会議でもするか? 話さなきゃいけない程の内容があるかどうかだけど・・・
除夜の鐘は108つの煩悩を、聞いたばかりなのだが・・・
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