今年は飛躍の年に
あけまして、おめでと^^!
昨年1年も海でいろんな人に世話になった。普段言わないのでこの場で、お礼を言ってごまかそう。今年もよろしく。
でんでん虫2号がきてから、飛行機で行きにくい所を中心に回った1年だった。
1年で100泊以上しているので、相変わらず慌ただしく動きまわった落ち着きのない男である。
いろんな海に行けるし、けっこう美味いモノをゴチになれるし、楽しい日々ではある。去年の暮れには伊豆の中村こうじ氏宅に、いろんな人が美味いものを,持ってくるというので、さっそく行った。あのまぼろしの、10万匹?に1匹とれるといわれる、ケイジと呼ばれるサケが目的だ。
死ぬまでに1度は食わねばならぬ1品であろう。
おまけに瓜生ちゃんが持ってきた、我ら庶民の口にははいらないヒレ肉がまたうまかった。それ以来、神様、仏様,瓜生様と呼んでいる。
海の話はないのかい?
あんまりうまいものばっか食ってたので、忘れた。
1月はどうしよう? まったく計画のない私。初潜りは下田にする予定だ。理由はないけどなんか撮れるだろう。
仕事もしてるよ。
あと1回、忙しい瀬能をつかまえて、図鑑の相談をすれば幼魚図鑑も僕の分は終わりだ。文さえできれば、いつでも出せる。先日ベラの所を再構成してたら、ベラだけで850枚ありましたよと言われた。細かすぎだな。世の中には必要なさそうだ。
ギンポの本、無事今年出せるといいな。子供の本だけど、ヒトスジギンポの、もりあがる産卵とかそういうのでなくて、ありふれた私生活の本というのが売りである。一応組み終わった。
友人の古見きゅうちゃんが、写真集を出したので、俺も出したくなったら、ひょんなことから、彼と同じ出版社の人間と知り合ったので、ださんかい!と、頼んでおいた。
今年もカレンダーは無事売れたみたいなので、2012年にはさらなる飛躍で、チビのカレンダーも出したいと思い、プレゼンしてみた。ウミウシカレンダーさて、幻のカレンダー計画になるか、無事でるか?
あ、そうそう、今月の1枚。今年は飛躍の年に、、、!ってことで選んでみたが、いい年して飛ぶと、危ないかも知れない。皆さんは飛躍してください。
ぼくわ〜地道に行きます。
吉野 雄輔
1954年生まれ
東京出身
海と海の生物すべてを愛する写真家。
大学卒業後、アジア、南太平洋、南北アメリカ、カリブ海、インド洋など世界の海を放浪、1982年にフリーの海洋写真家として活動を開始。世界80か国ほどの海を取材、《吉野雄輔フォトオフィス》を主宰。
2009年から日本全国をキャンピングカーの旅をスタート、1年の半分以上は海に潜って撮影している。
吉野 雄輔/photojournalist:
happypai.wix.com/kaitei
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- 2020.12:最後の写真は
- 2020.11:シオマネキ
- 2020.10:もう1回
- 2020.9:オオモンハゲブダイの顔
- 2020.8:海とは違う美しさ
- 2020.7:青い海に浮く
- 2020.6:種不明の魚
- 2020.5:羽ばたける日
- 2020.4:色模様
- 2020.3:アジの子供
- 2020.2:コウイカ
- 2020.1:今年も無事に
- 2019.12:イカ
- 2019.11:オビテンスモドキ
- 2019.10:必ず何かが違う
- 2019.9:アオリイカ
- 2019.8:ハナイカの卵
- 2019.7:ツノメチゴガニ
- 2019.6:ハナイカ
- 2019.5:勢いのある写真
- 2019.4:浮遊系
- 2019.3:ハラジロカマイルカ
- 2019.2:ヒレナガカエルウオ
- 2019.1:変な奴のいる海
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