無理しても笑おう!
とんでもないことが起こった。
東北にも友人がけっこういて、ダイビングの世界でいえば、志津川の佐藤夫妻が代表だ。先日彼の家の横に車を停めて、取材していたばかりだったのに・・・
しばらくして、彼も彼の家族もスタッフも無事ということがわかり、ほっとしたけど。志津川は、津波の被害も受けている所で、町中にチリ地震のときに来た波の高さのマークがあるような町だから、きっとみんな無事だとか、信じようとしてたけど、あのヘリコプターから映された、波の映像をテレビで見たときは、心が折れた。
佐藤家だけでなく、他の友人達も無事であったけど、もうこれ以上書いてもみんな同じ気分だろうから、やめよう。
佐藤夫妻は今スタッフも一緒に北海道で、元気である。電話では、まー我が家も、長い間ではあるけど、放火で燃えたり、車かっぱらわれたり、カメラもまとめて盗まれたり、いろんなことがあったけど、生きてるし。
生きてれば、なんとかなる。
ヒトスジギンポの本、今製作中だが、楽しい気分になれなくて、難しいな〜
ウミウシのカレンダーもできることになった。落ち込んでてもしょうがないので、まー自分の仕事に集中しよう。
吉野 雄輔
1954年生まれ
東京出身
海と海の生物すべてを愛する写真家。
大学卒業後、アジア、南太平洋、南北アメリカ、カリブ海、インド洋など世界の海を放浪、1982年にフリーの海洋写真家として活動を開始。世界80か国ほどの海を取材、《吉野雄輔フォトオフィス》を主宰。
2009年から日本全国をキャンピングカーの旅をスタート、1年の半分以上は海に潜って撮影している。
吉野 雄輔/photojournalist:
happypai.wix.com/kaitei
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- 2020.12:最後の写真は
- 2020.11:シオマネキ
- 2020.10:もう1回
- 2020.9:オオモンハゲブダイの顔
- 2020.8:海とは違う美しさ
- 2020.7:青い海に浮く
- 2020.6:種不明の魚
- 2020.5:羽ばたける日
- 2020.4:色模様
- 2020.3:アジの子供
- 2020.2:コウイカ
- 2020.1:今年も無事に
- 2019.12:イカ
- 2019.11:オビテンスモドキ
- 2019.10:必ず何かが違う
- 2019.9:アオリイカ
- 2019.8:ハナイカの卵
- 2019.7:ツノメチゴガニ
- 2019.6:ハナイカ
- 2019.5:勢いのある写真
- 2019.4:浮遊系
- 2019.3:ハラジロカマイルカ
- 2019.2:ヒレナガカエルウオ
- 2019.1:変な奴のいる海
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