「生態の迷路」序章
生態をググると「学」か「系」が付き、その関係分野で括ると、繁殖生態学や水生生態学が僕らの職域にヒットし、河川生態系や海洋生態系がその活動のエリアとなります。
生態:生物が自然界に生活しているありさま。人間の、社会生活におけるありのままの姿。
the habits of living thingsとあり、人間以外の生物に関しては、自然界と言う枠組みが設定され、人間は社会というバックグラウンドにおける生活と設定されているところがミソですね。
逆説的には、生物が飼育されている状態は、この生態と言う状況が当てはまらない事が出て来てしまい、人間が社会生活から離脱した状態になると、これまた当てはまらないって事が出て来る様ですね。
ここでは、主に水中生物に関する「生態」に関する報告や観察、考察が主なので、あまり人間を主体とした生態を語るつもりはありません。ただし、観察者としての人間に関しては、ある程度の考察が必要と考えられますので、第一章では水中での観察者(ダイバー)の観点に立った、自然界の生物観察の導入的な部分に関して論じてみようと考えます。お楽しみに。
鉄 多加志
1965年生まれ
清水出身
ガイド会所属
生まれ育った環境が、都市部?の港湾地域に近く、マッドな環境には滅法強く、泥地に生息する生物を中心に指標軸が組み立てられている(笑)この業界では、数少ない芸術系の大学出身で写真やビデオによって、生物の同定や生態観察を行う。
通称「視界不良の魔術師」
静岡・三保
ダイバーズ・プロ アイアン
〒424-0902
静岡市清水区折戸2-12-18
Tel:0543-34-0988
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