一生懸命な感じ
別に珍しいとか、すごいとかいうスターな生物じゃなくても、ダイバーに人気がある、そこらにいるけど、よく見ればすごい可愛いとか、すごい変だとか、よく考えるとすごいとかいう生物は、海の中には沢山いるよーという本を作っている。6月には本屋に並ぶ予定だ。
その中にはダイバーが写ってるこのような写真が2枚使われた。ダイバーが写っていると、なんかいきなりレジャーっぽくてダメと言われることが多かったけど、こういう写真をダイバーじゃない人に見せるとどんな感じで僕らが、遊んでいるかわかるので、それはそれで楽しいとおもうのだ。頭から決めつけなくてもいいじゃんね。
写真は水納島で、高野ハジメが、お客さんにナカモトイロワケハゼをガイドしている所だ。
もう少し近づけと、ハジメがお客さんを押している。少しでも気に入った写真を撮ってもらいたいガイドさんと、一生懸命な撮影者の感じが少しは出ているかな。
お客さんのスレーブがちと強すぎた所が失敗かな。
お客さんには、連絡を取ってもらっている。記念に本をあげたいので、この人を知ってる人、または本人は連絡くださ=い! 僕の所でもファイブオーシャンでもいいです。
吉野 雄輔
1954年生まれ
東京出身
海と海の生物すべてを愛する写真家。
大学卒業後、アジア、南太平洋、南北アメリカ、カリブ海、インド洋など世界の海を放浪、1982年にフリーの海洋写真家として活動を開始。世界80か国ほどの海を取材、《吉野雄輔フォトオフィス》を主宰。
2009年から日本全国をキャンピングカーの旅をスタート、1年の半分以上は海に潜って撮影している。
吉野 雄輔/photojournalist:
happypai.wix.com/kaitei
出版のご案内
バックナンバー
- 2020.12:最後の写真は
- 2020.11:シオマネキ
- 2020.10:もう1回
- 2020.9:オオモンハゲブダイの顔
- 2020.8:海とは違う美しさ
- 2020.7:青い海に浮く
- 2020.6:種不明の魚
- 2020.5:羽ばたける日
- 2020.4:色模様
- 2020.3:アジの子供
- 2020.2:コウイカ
- 2020.1:今年も無事に
- 2019.12:イカ
- 2019.11:オビテンスモドキ
- 2019.10:必ず何かが違う
- 2019.9:アオリイカ
- 2019.8:ハナイカの卵
- 2019.7:ツノメチゴガニ
- 2019.6:ハナイカ
- 2019.5:勢いのある写真
- 2019.4:浮遊系
- 2019.3:ハラジロカマイルカ
- 2019.2:ヒレナガカエルウオ
- 2019.1:変な奴のいる海
ガイドのつぶやき
- 三浦半島・葉山から
- 真鶴半島・湯河原から
- 伊豆半島・伊東から
- 伊豆半島・川奈から
- 伊豆半島・伊豆海洋公園から
- 伊豆半島・大瀬崎から
- 伊豆半島・平沢/静浦から
- 伊豆諸島・八丈島から
- 静岡・三保から
- 紀伊半島・尾鷲から
- 和歌山・串本/古座から
- 高知・沖の島から
- 鹿児島・屋久島から
- 沖縄・本島から
- 沖縄・久米島から
- 沖縄・西表島から