ネコザメの赤ちゃん
暑い〜中で部屋に籠って本を作っていると、カメラマンとして、これでいいのだろうか?という疑問が湧いてくる。
どうも自分の作る本に、時間を使いすぎる傾向にあるのだけど、文も求められるし、構成とかも全部自分で作り、その上で編集の人に修正を加えてもらう。納得の行く修正をされれば、こちらはこちらでまた、あらたな展開とかも必要になったりする。
作ったり、壊したりなわけだが、う〜ん撮影不足な気もする今日この頃。
それでも、編集者、デザイナーの方と、上を言えばきりがないけど、手持ちの写真と物語をそれなりに作れれば、それはそれで幸せだ。写真だけでなくて深く関わるからこそ得られる嬉しさもある。
福音館書店で作ってもらったサメの本。自分とサメの関わりかな。楽しい想い出を振り返りながら、楽しませてもらった。
次にサメにあったら、どう撮るかな〜
写真は、卵から孵化して旅立つ、ネコザメの赤ちゃん。
大島での出会いである。
" ネコザメの赤ちゃん " へのコメント
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akemi: 2014年8月19日 8:27 PM
吉野 雄輔
1954年生まれ
東京出身
海と海の生物すべてを愛する写真家。
大学卒業後、アジア、南太平洋、南北アメリカ、カリブ海、インド洋など世界の海を放浪、1982年にフリーの海洋写真家として活動を開始。世界80か国ほどの海を取材、《吉野雄輔フォトオフィス》を主宰。
2009年から日本全国をキャンピングカーの旅をスタート、1年の半分以上は海に潜って撮影している。
吉野 雄輔/photojournalist:
happypai.wix.com/kaitei
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雄輔さん
ご無沙汰してます。
大島の写真につられて出てきました。
ネコザメのハッチ素敵ですね。
傍らにGさんの気配を感じるのは、私の気のせい???
愛車では来られない海だけど、また来てね。