ツクシトビウオ
浮遊系狙いにしては、遅い時期の青海島に来ている。腰痛のため出遅れたのだ。
それでも、流れ藻の季節の名物? トビウオの子達に会えた。
写真は、ツクシトビウオだが、少なくとも1種は違うのもいた。色にすると、赤,白、黒。トビウオの子は、よく逃げるし、水面が荒れていたりすると、ファインダーの中に入れるだけで大変。静かな場所で撮るといいね。
ガイドのニコラス笹川氏が、1方向は押さえてくれるが、二人の中間をダッシュで逃げる。そいつを、追いかけつつ、前に回り込み、ちょっとした角度で、露出値が激変する水面を背景に、ピントを合わせるのが大変。
おまけに水面が揺れると、被写体がファインダーから揺れだけで出て行く。思った以上に大変な相手だった。
それでもこの羽の透明感、そそるカッコイイやつだから、はりきるよね。。。
おっさんは疲れました〜^トビウオ君、迷惑かけてすんません〜〜。
左下に1匹、ウマズラハギの子供が、一緒に逃げる。急な大騒ぎに巻き込まれて迷惑だったろうね〜
吉野 雄輔
1954年生まれ
東京出身
海と海の生物すべてを愛する写真家。
大学卒業後、アジア、南太平洋、南北アメリカ、カリブ海、インド洋など世界の海を放浪、1982年にフリーの海洋写真家として活動を開始。世界80か国ほどの海を取材、《吉野雄輔フォトオフィス》を主宰。
2009年から日本全国をキャンピングカーの旅をスタート、1年の半分以上は海に潜って撮影している。
吉野 雄輔/photojournalist:
happypai.wix.com/kaitei
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- 2020.8:海とは違う美しさ
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- 2019.1:変な奴のいる海
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