ハナイカ
ハナイカは、本当に綺麗で、人気者だと思う。
でもさ〜なんか綺麗すぎて、派手すぎて、これは!って写真が撮れない。
どうとっても綺麗だから、どう撮っても普通すぎて、なんだかな〜って写真しか撮れないのは、どうしてだろう?
他にも綺麗なやつは沢山いるけど、たまには上手く撮れたな〜って時があるような気がするのに、不思議だ。
前からイカの本を頼まれてて、いよいよ締め切りなので、またまた考えてみるけど…。
思い当たる節は、ただ1個。可愛い目が目立たないせいかもしれない。
ハナイカが、この派手さを利用して、敵から身を守る、隠すすべは、体験したので、よくわかっている。
この眼が目立たないというのも、身を守るには役に立つと思う。
今まで何十回も、少し納得できる写真をって挑戦してきた。
デジタルになってからは、1回に数百枚も、あれやこれややってきたけど、整理するのが面倒くさいだけの、同じような写真の量産で終わってるな〜〜。
近頃はやりの夜ダイブで、深海性のみるからに奇妙なイカ君たちは、随分撮れたけど、比較的見やすいハナイカくん。
手強い相手、代表である。
吉野 雄輔
1954年生まれ
東京出身
海と海の生物すべてを愛する写真家。
大学卒業後、アジア、南太平洋、南北アメリカ、カリブ海、インド洋など世界の海を放浪、1982年にフリーの海洋写真家として活動を開始。世界80か国ほどの海を取材、《吉野雄輔フォトオフィス》を主宰。
2009年から日本全国をキャンピングカーの旅をスタート、1年の半分以上は海に潜って撮影している。
吉野 雄輔/photojournalist:
happypai.wix.com/kaitei
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- 2020.12:最後の写真は
- 2020.11:シオマネキ
- 2020.10:もう1回
- 2020.9:オオモンハゲブダイの顔
- 2020.8:海とは違う美しさ
- 2020.7:青い海に浮く
- 2020.6:種不明の魚
- 2020.5:羽ばたける日
- 2020.4:色模様
- 2020.3:アジの子供
- 2020.2:コウイカ
- 2020.1:今年も無事に
- 2019.12:イカ
- 2019.11:オビテンスモドキ
- 2019.10:必ず何かが違う
- 2019.9:アオリイカ
- 2019.8:ハナイカの卵
- 2019.7:ツノメチゴガニ
- 2019.6:ハナイカ
- 2019.5:勢いのある写真
- 2019.4:浮遊系
- 2019.3:ハラジロカマイルカ
- 2019.2:ヒレナガカエルウオ
- 2019.1:変な奴のいる海
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