風が強い。そして僕はお客さんがお土産に持ってきてくれた風邪にやられている。元々はスタッフのスターがもらって堰をしていた。僕は「まずいなぁ」と思いながら1日過ごしていたら、あっという間にそれをもらってしまった。夕方になったら関節は痛くなるし、頭痛と発熱という症状まで出てきて、マッハ1．3のスピードで風邪を引いてしまった。その後2日寝込んだのだが、2月は忙しさのピークだから休んでもいられない。無理やりガイド仕事に戻ったが耳が抜けなくて苦労した。風が強いから体温が下がるし、冷えるとまた悪寒がしてくる。だからなかなか治らない。さらにスタッフ同士で風邪のキャッチボールをするものだから、ますます治らない。まったくもって困った事態だったのだ。

話を風にもどそう。去年の夏は風が吹かずに良い天気が多かった。こういう年の冬は風が強くなる事が多い。ちょっと心配していたのだが、それがビンゴ！よろしく当たってしまった。まさに今の天気がそう。自分の予想が当たった事は嬉しいが、このコンディションはノーサンキューである。この風の強さはここ数日に限った事ではなく、この冬全般に言える。もちろん毎日風が強い日ばかりではないが、悪い事は目立ってしまうから余計に目に付く。考えてみると、こういった「季節の乱れ」が何年おきに起きているように感じる。地球規模で気象や気候の変化が確実に起きているのだろう。

まあ、でも潜れないということは無いので、まあいいよと言えばいいのだが、やはり冬のパラオはパリッと晴れてほしいものだ。あー、早くいつものパラオ戻って来いー。