デジタル談義 その24 | 豪海倶楽部 |
【こ】 | パラオでマクロ 雄輔さんが図鑑製作にかかりっきりで(いったい何冊を同時進行してるんでしょう?)、また自分も本業のサラリーマン稼業で異動があったりと、ついつい2ヶ月も休んでしまいました <m(__)m> 正直、「水中デジタル一眼レフ」の世界もだんだんと成熟していき、この連載を始めた2年少し前のように目新しいネタが豊富なわけでなくなっているのも事実です。自分が潜っている範囲では、銀塩カメラを見ることのほうがまれになってしまいました。実際、雄輔さんもほぼデジタルに移行してしまったわけですし。 とは言っても、まだこの連載をやめるわけではないですが・・・。 そんなこんなで?先日パラオに行ってきました、一般的な「6日間コース」で12本潜ってきました。パラオは今回で2度目です。ただ出発の前日にワイド用のハウジングの一部分を壊してしまい、ブルーコーナーにも100マクロで臨むことに・・・。 ただ、そのせいだけではないのですが、一般的にはマクロ生物に目が行かないパラオですが、実は相当な「宝庫」ではないかと。とにかく(自分的に)面白いんですよ。 で、今回はデジタル談義番外編として、自分のつたない写真でパラオの小さな魚たちの紹介をさせていただきます。日本では見られない、あるいはレアなものを中心に、自分好みのフォトジェニックな魚をセレクトしました。 なお、カメラはキヤノン10Dと20Dです。RAW撮影後、フォトショップにて現像、最低限のレタッチと、必要と思われる(自分好みの)トリミングを施しています。 あと、自分は決して魚に強くないので、間違いなどありましたらご指摘ください。 |
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【こ】 | 外洋にて フチドリハナダイ 同 ストッキー・サンド・タイルフィッシュ シコンハタタテハゼ キャンディーケイン・ドワーフゴビー オーロラ・バスレット マルチカラー・エンゼルフィッシュ |
【こ】 | 中間域 ジョンソンズ ラス |
【こ】 | 穴の中 ベニハゼ属の1種-13 名無しのハゼ |
【こ】 | 泥 自分的には泥地の魚が一番驚きでした。まあハゼばかりですが。 オレンジスポット・シュリンプ・ゴビー ツムギハゼ トサカハゼ オイランハゼ ヤツシハゼ属の1種-6 カスリハゼ・・・の外人 ラグーン・シュリンプ・ゴビー ハゼ科の1種-14 名無しのハゼ ナカモトイロワケハゼ ただ日本(石垣)で見たときには水深は30メートル台半ばでしたが、これはジャスト10メートルでした。ゴミとして捨てられたビール瓶を住まいにしていました。中にもう一匹いるのはわかりにくいのですが背中が白いのでナカモトです・・・が、別のポイントでは「ミジンとナカモトの同居」も見られるそうです。 |
【こ】 | オート撮影 さて、ここからは少し談義っぽく・・・。 パラオで(も)一緒だった友達の写真です。 Photo by KAZU Photo by KAZU Photo by KAZU 彼は基本「ストロボオート(D2000×2)」で撮っています。撮ったものを一通り見せてもらいましたが、とにかく露出のはずれ、本当に少ないですね。現像時に簡単に救済できる範囲にほぼすべてが収まっています。 ですからなによりもシャッターチャンスに強いです、この2枚を見ても・・・特にこのゼブラハゼ、ねばって撮ったことある人にはご理解いただけるでしょうか、ありえません。 雄輔さんもべた褒めでしたが、そろそろS-TTL、試さなきゃなぁ、というこの頃です。 AFに関しては、水中ではAFポイントをすばやく動かせるわけではないですし、中央のAFポイントばかりでAFに頼っていると構図のワンパターンが避けられませんので、使うにあたってもあくまでも「補助」のスタンスで臨むほうがいいかと思います。 |
【こ】 | スズメダイ系は詳しくないので、結構撮ってはいますが全てスルーしてしまいましたし(これがまたすごいらしいです)、ボルケーノ、イエローライナーなどの共生ハゼや、メニーストライプ、バートレットなどのハナダイ系、フィラメンテッド、ベルズなどのフラッシャー類など、まだまだ魅力的な魚はいるんですが、まともな写真もなかったりしますので、今回はこのあたりで。 次回はダイフェスに行って新製品チェックでも、と考えていますが・・・ではでは。 |
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