ゆうすけ的エッセイ | 豪海倶楽部 |
今月の物欲図鑑 この所ずっとさがしてたのですが、ついにキャンピングカーを買った。先輩で友人の中村コウジさんが、アメ車のキャンピングカーを買ったので見に行ったら僕も欲しくなったのだ。昔ボロいマイクロバスを買って自分で改造して、借り物のコンプレッサーまでのせて、いろいろ回ったことがあったのだが、日本の海辺は勝手に車を停めることもしにくくて挫折した。同じことになるかもだが、相当いろんな車種を見て回り、仕事はそっちのけで研究したので、頭の中はうんちくだらけ。そして、出会った車がユーロピオ3というベンツ 316 CDIベースの奴である。 日本では長さ5m 幅2mクラスのコンパクトな奴が主流で、これだと高ささえ平気な場所だとコインパーキングに止められる。それでもその中に6人寝られるぐらいだからすごい。僕のパジュロが長さ4.75m 幅1.9mぐらいだからたいしてかわらない。コンパクトに作るのは日本人の1番得意とする所だ。 ユーロピオは5.75m×2.22mで多少大きいが、その分中はだいぶん広くて、マンションの1ルームぐらいな快適性がある。日本中まわるにはこれのがいいので、こいつに決めた。中古だけど、4年たってないけど走行8,500km。別荘にほってあったらしい。日本の会社がヨーロッパから入れたものだ。足は信頼のベンツ、内装はイタリアのメーカー。むこうでは売れる台数が日本とは大違いで、日本の手作りのと比べて工業製品で丈夫そうにみえた。 長期取材のためプロパンガスと発電機も積んでる。なんせ暇人の僕、数ヶ月でも行けるからね。あとは太陽光パネルをつければ抜群でしょう。ドコモのデータ通信もはいらなきゃです。いくら装備があっても電気やガスを自由に使えるわけではないけど。日本1周15,000km海の旅だ。海辺を探索しつつ、いろんな友人の所を襲う計画だ。まずは伊豆からだね。道の駅が昔と違い整備されてきたが、海辺にも欲しいよな〜海辺と言えばあっても有料だけど。 僕のオフィスは日本のどこか、という企画で売り込み、投資を取り戻す、とらぬ狸の皮算用的作戦をねっている。 |
吉野 雄輔 水中写真家 出版のご案内 この度、山と溪谷社より『山溪ハンディ図鑑 日本の海水魚』を出版しました。 2009海の時間 Blue 吉野雄輔フォトオフィス: www5.ocn.ne.jp/˜yusukeda yoshino1@smile.ocn.ne.jp |