今月の一枚 | 豪海倶楽部 |
オワンクラゲ 今月の写真はオワンクラゲ。 ノーベル賞の研究で発光物質を持つクラゲとして超有名になった彼?だ。撮影した瞬間のこの写真は、名前のようにお椀風ともいえる瞬間だが、ふくらんだ時はミズクラゲに似た形である。 さて受賞が決まってから、もう何回もオワンクラゲの発光した所の写真はないですか?とお客さんから問い合わせがある。 こうなると思ったけど、この手の発光は非常に弱いので、ポジなんかで撮影すると20分とかかかる。発光するキノコは三脚で撮れるが、動いてる動物は自然状態では無理と説明しても、ほとんどの人は信用してくれないで、どこか探しますといって電話を切る。結局光ってなくてもいいですと、また電話がくることが多いが・・・ テレビに出るといろんな媒体から写真を使いたいとなるわけだが、僕ら紙媒体で生きてるものが2番煎じじゃいけないんじゃないかなと思うわけだ。そうなる前に、こいつはこんな奴で、おもしろいでしょう〜とかプレゼンしてもダメなんだけど、有名ってのはやっぱりすごいのね〜 |
吉野 雄輔 水中写真家 出版のご案内 この度、山と溪谷社より『山溪ハンディ図鑑 日本の海水魚』を出版しました。 お知らせ 5月6日から、中日新聞系、東京だと東京新聞で、毎日曜日、僕の連載が始まります。 年に48本の予定です。首にならなければ。 1回目の富戸のルリスズメダイから、季節のお話です。みてね! 吉野雄輔フォトオフィス: www5.ocn.ne.jp/˜yusukeda yoshino1@smile.ocn.ne.jp |