期間限定 スペシャルトーク | 豪海倶楽部 |
エビ・カニインサイドストーリーから続く海の事色々! 第18回 写真のヒトスジエソの口辺りを見て下さい。何かの生物を食べてる最中だというのが解りますか?第一背鰭と腹鰭の形や模様で解る方はちょっと通なお魚君ですね(笑)!? そうです、ダイバーやアクアリストに人気の高いハタタテハゼが食べられてる瞬間なのです。久米島では水深5m付近から60m辺りまで普通に見られる種ですし、海水魚屋さんでは状態次第では千円にも満たないような値段で売られているごくごくポピュラーな魚ですけど、その愛らしさで僕達を魅了してやまない魚です。弱肉強食と言ってしまえばそれまでですが、例えばオニヒトデがゴマモンガラに食べられようと「凄い!!」と思えども「酷い!!」などという感情はこれっぽっちも湧かない自分がいるのに、あの愛らしいハタタテハゼだとそういう感情が出てきてしまうダイバーはきっと僕だけではないしょう!?以前、タコを穴から引っ張り出したら、食べられてる途中の無残なこの子の姿を目撃した事もありますが、その時もやはり同じような気持ちになったのを憶えています。 でも、海の中では当たり前のように、こんな光景が繰り広げられているのでしょう!! |
川本 剛志 1965年4月3日生まれ 福岡県出身 ガイド会所属 久米島でダイビングサービスを営むかたわら、ライフワークである、冬に訪れるザトウクジラや各種の魚類、サンゴ、ウミウシ、甲殻類の生態を写真に収め続けている。多数の図鑑雑誌に写真を提供し、エビ・カニガイドブック2-沖縄・久米島の海から-等の著作を持つ。 沖縄・久米島 DIVE ESTIVANT 〒901-3108 沖縄県島尻郡久米島町 比嘉160-69 Tel:098-985-7150 Fax:098-985-7151 www7b.biglobe.ne.jp/˜dive-estivant estivant@mrh.biglobe.ne.jp エビ・カニガイドブック(2) 川本剛志写真集 球美の海 川本氏へメールで申し込めば、代金先払い&送料着払いで送ってもらえるそうです。サインが欲しければこっちだね!(笑) BY 編集部 |